こんにちはMasaユナイテッドです。
マンチェスター・ユナイテッドのNo.9 「ユナイテッドのペレ」
アントニー・マルシャル
を紹介します!
以下項目です
①プロフィール
選手名:アントニー・マルシャル
生年月日:1995年12月5日
国籍:フランス
身長:183cm
ポジション:CF,LWG
背番号:9
チームキャリア:CO レ・ジュリス→リヨン(09/10~)→モナコ(13/14~)→ユナイテッド(15/16~)
利き足:右
契約終了年:2024年6月30日
アンリやエブラが所属したCO レ・ジュリスでキャリアをスタートさせたマルシャル。2009年にリヨン・ユースに移籍し、13-14シーズンにはモナコに500万ユーロで引き抜かれます。14-15シーズンにはリーグ・アンで35試合9G4Aの成績を残し、2015年9月1日にユナイテッドに3600万ポンド(最大5800万ポンド)で移籍。当時まだ19歳でした。
実績に見合わない移籍金の高さから懐疑的な見方もされましたが、プレミア・デビュー戦のリヴァプール戦ではいきなりゴールを決め、さらにデビュー・シーズンで49試合17Gをマーク。ファンに愛される存在になりました。
16-17シーズンはプレミア25試合4G6Aと少し失速しますが、17-18シーズンは30試合9G5A。18-19シーズンは27試合10G3Aと毎シーズンコンスタントに結果を残しています。
19-20シーズンは全48試合試合23G12Aを記録。キャリア・ハイのゴール数を記録しました。
しかしながら続く20-21シーズンは全36試合7G9Aと大きくパフォーマンスを落としました。(*追記:2021年9月19日)
②プレースタイル
2-1ストロング・ポイント
マルシャルの最大のストロング・ポイントはテクニカルなドリブルです。相対するディフェンダーの重心の逆を突くタッチの細かいドリブルが得意で、2、3人に囲まれてもスルスルと抜けていくことができるテクニックを持っています。さらに、シュートテクニックも高い。コントロール・ショットやチップ・シュート、左右両足で精度の高いシュートが打てます。
ユナイテッド加入以来LWGでの出場が多かったマルシャルですが、スールシャール監督は9番のポジションでマルシャルを起用しています。ディフェンダーを背負ってのポストプレーは得意とは言えませんが、引いて受けてワンタッチでWGの選手に叩くプレーは効果的。
マルシャルに関してはポジション論争があります。WGとCFどちらが最適かってことですが、現在はキャリア・トータルでWG112試合、CF121試合でCFの方が多くなりました。確かにその超絶ドリブルを活かすならWGで使いたいですよね。しかし、守備面の不安からサイドに置けないというマイナス要素があります。逆にCFだとそのドリブルテクニックを発揮しにくいというデメリットが...。ジレンマですね。
2-2ウィーク・ポイント
ウィーク・ポイントは淡白な守備と、試合中のムラっ気、献身性の低さですね。守備に関してはLWG時代にボール・ロストしても、追わずにふて腐れるシーンの連続で私も何度もブチ切れた事があります(笑)。CFではプレスのスイッチャーのタスクがあるので、最近は守備意識も改善されてきました。
次に献身性。マルシャルにマイナス・イメージを抱く方がいるのはその「態度」にあります。フォワードらしく、細かくポジション修正したり、常にボールを要求することが少なく、プレー振りが淡白に映ります。タイプ的に相手を油断させておいて裏を突くプレーを好むので仕方ない部分もあると思いますが、イガロが加入して、本格派のCFの動きを見ると、マルシャルの動きに物足りなさを感じるのも事実です。
2-3課題
20-21シーズン新たなストライカー獲得の噂もあり、19-20シーズンのようなスタメンを約束された状況ではなくなるかもしれません。淡白なプレースタイルを改善するのは難しいかもしれませんが、モナコ時代『Nextアンリ』と呼ばれた才能はまだ完全開花したとは思いません。
いくつかマイナス面を挙げましたが、マルシャルも今シーズン成長した1人です。ラッシュフォード、ジェームズ、ブルーノなど現攻撃陣との連携もかなり良くなりました。今後のマルシャルの進化に期待しましょう!
③エピソード
・マルシャルはユナイテッド加入時の背番号は「9」でしたが、16-17シーズンにイブラヒモビッチが加入。チームはマルシャルの承諾を得ずにイブラに9番を与え、マルシャルを11番に変更しました。背番号発表後に自身のフェイスブックのカバー写真とプロフィール写真を変更。どちらも9番を強調した画像にしました。不満をアピールしたものだと考えられています。イブラ→ルカク退団後の19-20シーズンからは「9」番に戻りました。
・マルシャルのサラリーは、デ・ヘア、ポグバに次ぐ3番目の高さ。週給25万ポンド。
・マタはマルシャルについて、「彼は信じられないほどの才能を持ったプレーヤーだ。彼がユナイテッドに加入してからずっと思っているよ。トレーニングセッションにおけるボールの扱い方や人々への接し方、自分と向き合う姿勢など、全てにおいて素晴らしいね」と語っています。
・18-19シーズンの終盤のチェルシー戦前の練習時間に、棒立ちでブラついていたマルシャルが話題になりましたが、その後ロッカールームで、スールシャール監督は選手全員の前でマルシャルの態度を批判したとニュースになりました。
・マルシャルをアカデミーで指導したリヨンのレミ・ガルドは、マルシャルは学校に無関心だったと言っています。また、才能を高く評価していたにも関わらずモナコに売却した事について、「クラブには深刻な財政的問題があった。チームは500万ユーロを必要としており、彼にはその価値があった。彼がスターになると信じていたので、私はそれを妨げようとしたのだが」と語っています。
・マルシャルはユナイテッド移籍当時、幼馴染であるサマンサ・ジャクリーンと結婚しおり、娘もいましたが、ユナイテッドに来てから浮気。離婚しています。現在はフランスの美人TVキャスターのメラニー・ダ・クルスと結婚。マルシャル “クリソツ”の息子さんを授かっています。なお出産の際、17-18シーズンのプレシーズンツアーを離脱。そのまま戻らなかった為モウリーニョに批判されました。
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・マルシャルのユナイテッドでの総ゴール数は64です(2020年5月1日時点)。これはユナイテッド歴代の16位。ラッシュフォードと同じですが、あと1点でドワイト・ヨークに並びます。もちろん現スカッド最多。チチャリート、ファン・ペルシ、ベルバトフを超えています。
👿まとめ
いかがでしたか?
寡黙な性格で、闘志を表に出すタイプではないですが、不満は思いっきり表情に出す(笑)ので誤解されやすいマルシャルですが、チームメイトからは信頼され愛されています。
ユナイテッドのストライカーの系譜を継ぐNo.9マルシャル。より多くのゴールを期待したいですね!
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コメント
ポジショニングと献身性さえつけばアンリ超える可能性があると思う
あかぷりお (id:akapurio)さん
コメントありがとうございます。アンリ越え。期待したいですね!
返信ありがとうございます。
毎回楽しく読ませてもらってます!
あかぷりお (id:akapurio)さん
こちらこそ読んで頂いてありがとうございます!励みになります!!