【選手名鑑】ダニエル・ジェームズ No.21【マンチェスター・ユナイテッド】

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こんにちはMasaユナイテッドです。

今回はユナイテッドのNo.21 みんなのアイドル

ダニエル・ジェームズ

を紹介します!

以下項目です。

①プロフィール

選手名:ダニエル・ジェームズ
生年月日:1997年11月10日
国籍:ウェールズ
身長:170cm
ポジション:RWG,LWG
背番号:21
チームキャリア:ハル(2006~)→スウォンジー(14-15~)→ユナイテッド(19-20~)
利き足:右
契約終了年:2024年6月30日

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バーバリー出身で9歳の時ハル・シティのアカデミーに入団したダニエル・ジェームズ。14-15シーズンに、ウェールズに拠点を持つスウォンジー・シティのユースチームに移籍します。17-18シーズンにはシュールズベリー・タウンにローン移籍しますが、1試合も出場しませんでした。スウォンジーに戻った2018年2月6日、FAカップ4回戦のノッツ・カウンティFC戦でトップチーム初出場を飾り、82分にはプロ初ゴール並びにスウォンジーでの初得点となるゴールを決めています。

18-19シーズンはチームの主軸として、チャンピオン・シップ(2部)に33試合出場し4G9Aを記録します。ちなみにこの時の監督は、現ブライトン監督のグレアム・ポッターです。活躍が認められ、18-19シーズンの冬の移籍市場ではリーズ・ユナイテッドからオファーを受けています。(最終的に破談)

そして2019年6月12日(契約は7月1日付け)、1500万ポンドでユナイテッドに入団。プレミア初挑戦ながら全コンペティションで37試合4G7Aを記録し、チームのアシスト王となっています。(29節終了時点)

19-20成績 公式戦46試合4G7A *追記2021年2月20日

代表はイングランド、ウェールズどちらも選択可能でしたが、父の出身地であるウェールズを選択。2018年11月20日にフル代表デビューを飾っています。

②プレースタイル

2-1ストロング・ポイント

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ジェームズの最大の武器はラッシュフォード同様、圧倒的なスピードです。19-20シーズンのシェフィールド戦で記録した35.48km/hが最速。残念ながら、フレッジとラッシュフォードの方がスタッツでは速いですが、チャンピオン・シップ時代からジェームズのスピードは評判でした。スウォンジー時代のFAカップ、ブレントフォード戦で80mの独走でゴールを上げていますが、尋常ではない速さです(笑)。

代表監督でユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグスもジェームズのスピードには太鼓判を押しています。スペースがあれば、そこに蹴り出しスピードでぶち抜いていくプレーが真骨頂。19-20のユナイテッドのカウンター・サッカーになくてはならない存在です。

そしてもう一つは何度倒されても仕掛けることをやめないメンタリティー。こういうプレーにめっぽう弱いのがユナイテッドサポーター(笑)。瞬く間にユナイテッドのアイドルとなりました。

クロスの質はそれほど高くはないのですが、ふわっとしたクロスや、低く速いクロスなど、状況に合わせたクロスを蹴り分けることができます。そして左足でも上げられることもあり、チーム最多のアシスト数(7A)を記録しています。

献身的なプレスバックも◎。

2-2ウィーク・ポイント

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プレーの種類とキック精度。この2つはウィーク・ポイントとして上げられます。とにかくボールを持ったらスペースに出してドリブルというのが第1選択肢で、それが無理なら無難に戻すというプレーがほとんど。もう少し、パスやコンビネーションを使ってほしいところ。

ドリブルを対策されるようになったリーグ中盤戦以降、スランプに陥ったのは偶然ではないでしょう。

またキック精度はあまり高いとは言えません。特に体勢が少しでも乱れると精度が落ちます。シュートはもう少し枠内に飛ばしてほしいですし(枠内シュート57%)、2列目の選手としてもう少し得点を伸ばしたいところです。

2-3課題

プレーのバリエーションを増やす事と、キック精度を上げることは大きな課題となります。逆にこれが改善されないと、サンチョやグリーリッシュなど、2列目の選手の獲得が起こった場合、スタメンでの起用が難しくなるでしょう。

ただそのスピードは大きな武器ですし、まだ加入1年目で22歳と伸びしろは十分にあるはずです。ウェールズの偉大な先輩であるギグスに一歩でも近づけるように期待したいですね。

③エピソード

・ジェームズはハルのユースに所属していた時に、一度サッカーを辞めようと考えたそうです。公式のインタビューで「12歳の時はサッカーが楽しくなかった。学校が終われば夜は練習で、友だちと遊ぶ時間もなかったからね。僕は学校の友達を大事にしていたし、とても寂しく感じていたよ」と語っています。その時はハルのコーチに説得され思いとどまったそうです。

・ユナイテッド移籍にはギグスの進言があったと言われています。実際ジェームズについて移籍前にギグスは、「私のキャリアの中でも、彼ほど速い選手は見たことがない。正直、叫びそうになるほど驚いたよ。だってこれまで、チームメイトにも対戦相手にも速い選手は沢山いたはずだったからね。ディフェンダーにとって悪夢のような存在だ」と絶賛していました。

・ジェームズのユナイテッド移籍は2019年の6月頭には決まっていましたが、発表までに少し時間が掛かりました(6月12日に発表)。5月22日に60歳の若さでジェームズの父親が急死しています。このことにユナイテッドが配慮したため少し時間が空いての発表となりました。開幕チェルシー戦のゴール後の雄叫びはジェームズのお父さんへの想いが詰まったものでした。

・ジェームズは最も厄介なディフェンダーに2名の名前を挙げています。1人はチームメイトのワン=ビサカ。もう1人はチェルシーのリース・ジェームスです。リース・ジェームスは18-19シーズン、ウィガンに所属しており、スウォンジーにいたジェームズとは度々対戦しています。

・ジェームズは子供のころからマタに憧れていたそうです。ジェームズはマタについて、「彼に初めてロッカールームで会った時、彼は僕の隣に座って『君にとってこの移籍が大きな意味を持つことは分かっている。話をしたいときはいつだって僕が相手になる』と言ってくれた。本当に嬉しい出来事だった」と語っています。さすが聖人マタ!

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・2018年のジェームズの誕生日に、妻のリア・ヒューズさんは愛犬家のジェームズのために子犬をサプライズでプレゼントしました(名前はヒューゴ君)。その時のジェームズのリアクションがかわい過ぎると反響を呼びました。

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・ジェームズは2019年1月にリーズ移籍一歩手前までいきましたが、デッドラインで破談になっています。リーズのドキュメント番組でそのシーンがあるのですが、何時間もリーズのクラブオフィスで移籍完了の時を待っているジェームズは、ずっと穏やかな表情をしています。相当長い時間待った挙句に移籍が破談になり、スタッフから申し訳ないと言われますが、その時も嫌な顔ひとつせず、笑顔で「残念です。」と言って帰っていきました。ジェームズの人柄をよく表すシーンだと思います。

・19-20第3節のクリスタル・パレス戦(1-2で敗戦)で、ジェームズは89分に同点ゴールを決めましたが、残り時間がない場面で腕組みをするゴールパフォーマンスを慣行。ラッシュフォードとマルシャルに「いいから早く戻れ!」と連れ戻されました(笑)。

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・19-20シーズンのジェームズの被ファウル数は50でチーム最多

👿まとめ

いかがでしたか?

まだあどけなさの残る表情と、人柄の良さですっかり人気者のダン・ジェームズ。

プレー振りも加入1年目にしては上々の出来だと思います。

ただ課題も多く、2年目はスタメン確保に苦労するかもしれません。

これからの成長に期待しましょう!

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