こんにちはMasaユナイテッドです。
今回はユナイテッドのNo.6 超ワールドクラス・プレーヤー
ポール・ポグバ
を紹介します!
以下項目です。
①プロフィール
選手名:ポール・ポグバ
生年月日:1993年3月15日
国籍:フランス
身長:191cm
ポジション:CM
背番号:6
チームキャリア:ル・アーブル(07-08~)→ユナイテッド(09-10~)→ユベントス(12-13~)→ユナイテッド(16-17~)
利き足:右
契約終了年:2022年6月30日
フランスのラニー・シェル・マルヌで生まれたポール・ポグバ。最初のクラブはロワシー=アン=ブリという地元チームで6歳の時に入団しています。その後トロシーというチームに所属。13歳でル・アーブルのアカデミーに入団します。
2009年、ポグバが16歳の時にユナイテッドへ移籍します。2011年はU-18のチームの中心選手としてFAユースカップ優勝に貢献。2011年9月20日のリーグカップ、リーズ戦でトップチーム・デビューを果たします。2012年1月31日ストーク戦でプレミアデビュー。当時は“超逸材”がアカデミーから出てきたと話題になりました。そう思っていた矢先。ポグバは2012年6月の契約満了をもってユナイテッドを去り、ユベントスへ加入します。
セリアA初年度の12-13シーズンは27試合に出場し連覇に貢献。翌13-14も主軸として36試合7G11Aを記録し、チームは3連覇を達成しています。15-16シーズンは背番号10番をつけ5連覇を達成。ポグバ自身も35試合8G10AとセリエAでの最高成績を残します。
そして16-17シーズン、1億1000万ユーロという破格でユナイテッドへ帰還。モウリーニョ監督のもと、イブラヒモビッチやエレーラと共に復権を目指します。16-17シーズンはEL決勝でゴールを決め優勝に貢献しますが、18-19シーズン、3年目のモウリーニョ体制で監督との確執も噂されパフォーマンスも低下。キャプテン・マークもはく奪されます。スールシャールが監督に就任してからは復調し、35試合13G9Aとゴール数はキャリア・ハイの成績を残します。
移籍も噂された19年夏でしたが結局残留。19-20シーズンは怪我に見舞われ、29節終了時点でわずかに7試合(2A)の出場にとどまっています。最終的には22試合1G5Aでフィニッシュ。
続く20-21シーズンは、中盤戦以降、2列目サイドでの起用も増え新たな役割もこなしました。ブルーノとのコンビも良好で全42試合6G10Aとチームのもう1人の中心選手として活躍しました。(*追記:2021年9月19日)
なおフランス代表では2018年ロシアW杯優勝に大きく貢献しました。
②プレースタイル
2-1ストロング・ポイント
ポグバはワールドクラスのボールテクニックを持ちながら、フィジカルの強さ、しなやかさも併せ持つ万能型のMFです。足に吸い付くようなトラップや、精度の高い中・長距離のパス。強烈なミドルシュートも、コントロール・シュートも打てます。さらに視野の広さ、プレーのアイデアも抜群で、好調な時は「うめぇ~」と思わずうなるようなプレーを見せてくれます。
191cmという体格、手足のリーチの長さを活かしたボールキープが得意で、ボールを奪いに来た選手を手で押さえながら、クルっと反転してドリブルで剥がしたり、パスを出したりするプレーが印象的。
才能だけで言えば間違いなく世界のトップMFであり、バロンドールも狙えるポテンシャルを持った選手です。
2-2ウィーク・ポイント
そんな圧倒的な才能のポグバですが決定的な短所があります。それは
メンタリティー
です。気合の入っているときのポグバは、チームをポジティブな方向で支配する事ができます。W杯決勝前のチームを鼓舞するスピーチや、17-18シーズンのシティ戦での逆転劇の様に、チームにエネルギーを注入する事ができます。しかしそういった試合はまれで、特に格下相手の試合などは、モチベーションがあがらないのかパフォーマンスが安定しないことも多いです。
モウリーニョや、スールシャールにキャプテンをはく奪されたり、毎年移籍騒動が持ち上がるのも、ファンがポグバに対して絶対の信頼が置けない要因になっています。19-20シーズンの怪我での離脱も長すぎて、移籍するために出場拒否しているのではないかと疑われたりしました。
才能がありながらメンタル部分に問題があり、好、不調の波があるポグバ。その要因は彼の性格にあると思います。自由を愛するポグバ。陽気な性格で、ムードメイカーである一方、自分の感情や気分を大切にし、自分を曲げない頑固さが影響しているように感じます。
2-3課題
上に挙げたメンタリティーの部分は性格の要素もあり、なかなか改善が難しいかもしれません。20-21シーズン、ポグバに期待するのはチームメイトとの連携です。今まではポグバ1人の能力が突出していたこともあり、ポグバ1人に対する期待が大きすぎた部分もあると思います。
しかし現スカッドにはブルーノ・フェルナンデスが加入し、フレッジやマクトミネイ、ラッシュフォードやマルシャルの成長もあり、ポグバ1人に頼る必要性は下がっているはずです。1人で何とかするのではなく、チームメイトとの連携で攻撃を活性化してほしいですね。フェルナンデスとの共演は見てみたいです!
気分屋のポグバに気持ちよくプレーしてもらうには、フットボールを楽しんでもらうしかないでしょう。そういった意味で、ポグバの課題というよりも、ユナイテッド自体が強くなることで、ポグバも改善されていくという形がベストではないでしょうか。
③エピソード
・ポグバは少年時代、アンリのファンでストライカーでプレーしていました。しかしドリブルをし過ぎたため、10番のポジションに下げられます。そこでもボールに触りすぎたため、現在の6番の位置に落ち着いたそうです。
・ポグバには2人の兄がいます。フロランタン・ポグバ(アトランタ・ユナイテッドから現在はフリー)とマティアス・ポグバ(CD Manchego Ciudad Realというスペインのクラブへ移籍)で、2人ともギニア代表のサッカー選手です。
・ユナイテッドを退団してユベントスに加入した理由について、ポグバは出場機会を与えるとファーガソン監督は約束したにも関わらず、同じMFで一度引退していたスコールズを復帰させたことで、出場機会がないと悟ったためと語っています。その時ファーガソンに立てついたとして、皆から“ネルソン・マンデラ”とあだ名をつけられました。
・モウリーニョ監督と何かと確執が噂されたポグバですが、モウリーニョ監督は18-19シーズンのバーンリー戦後、チームバスには乗らず自分の新車のロールスロイスで帰りたがったというエピソードを明かしています。やはりポグバの扱いには手を焼いていたようですね。
・逆にポグバは、モウリーニョが押し付けてくる守備のタスクが嫌だったことを明かしています。「僕は今(スールシャールが来てから)フットボールをプレーすることを楽しめているよ。(モウリーニョの)システムでは難しかったよ、かつてのプレー戦術ではね。もっと攻撃的に、プレスをかけて、高い位置でプレーしたいんだ」と言っています。
・人気者のポグバ。仲良しの選手も多くいます。リンガードとはアカデミー時代からの親友ですし、バイリーともインスタで仲の良い姿を何度も見せています。そしてイブラヒモビッチ。イブラは4月にインスタで「#zlatanvspogba」とタグ付けした動画を上げて、ポグバにスキルの挑戦状を叩きつけました。ポグバもそれに反応しやり返しています。面白いので是非一度チェックしてみて下さい。
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・ポグバは結婚はしていませんが、ボリビア人のマリア・サラウエスさんというガールフレンドがいます。そして彼女との間にラビール君という男の子がいます。インスタで話題になった動画はこちら↓
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・ポグバは言語の達人としても知られています。話せる言葉は、フランス語 英語 イタリア語 スペイン語の4つ。プレーも凄いですが、頭も良いんですね。
・ポグバはユベントス時代、ボロネーゼ(ミートソース)のパスタが大好物でよく食べていたそうです。マンチェスターに戻ってそれが食べられなくなったポグバは、旧知のイタリア人シェフを個人的に雇い入れ、マンチェスター郊外オルトリンシャンの自宅近くに家族とともに引っ越しさせたという事です。2017年の記事なので現在はどうなっているのかはわかりませんが...。
・『デイリー・メール』が紹介した18-19シーズンのポグバのランニングスタッツによると、ピッチ上でウォーキングに費やした時間は全体の64%で、プレミアリーグに属する79名のMF内において最長だったそうです。そのほか、カバー距離は79名中16位、1試合あたりのスプリント回数は79名中34位だったとのこと。
・ポグバは19-20シーズン7試合しか出場していませんが、チャンスクリエイトはチーム最多の2.8回(1試合平均)を記録しています。
👿まとめ
いかがでしたか?
ユナイテッド・サポーターからも賛否両論あるポグバ。毎年のように繰り返される移籍騒動は、ユナイテッドへの忠誠心が疑われる要因にもなっています。
バロンドールも夢ではない才能がありながら継続性に欠けるポグバ。ユナイテッドで最も有名な選手であるだけに、もう少し責任感をもって欲しいですが、そういうタイプではないのでしょうね(笑)。
ポグバの継続的な活躍にはユナイテッドの復権が必要です。ユナイテッドの復権が先か、ポグバの移籍が先か。“神のみぞ知る”ですね。
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