【選手名鑑】アンドレアス・ペレイラ No.15【マンチェスター・ユナイテッド】

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こんにちはMasaユナイテッドです。

今回はユナイテッドのNo.15 ポテンシャル開花待ち!

アンドレアス・ペレイラ

を紹介します!

以下項目です。

①プロフィール

選手名:アンドレアス・ペレイラ(アンドレアス・ウーゴ・ホルゲバウム・ペレイラ)
生年月日:1996年1月1日
国籍:ブラジル/ベルギー
身長:178cm
ポジション:AM,CM,RM
背番号:15
チームキャリア:PSV ユース(05-06~)→ユナイテッド(11-12~)→グラナダ(16-17~ローン)→バレンシア(17-18~ローン)→ユナイテッド(18-19~)
利き足:右
契約終了年:2023年6月30日

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ベルギーのデュフェル(ダッフルコートの由来!)で生を受けたアンドレアス・ペレイラ。父親のマルコス・ペレイラはプロのサッカー選手で、ブラジル人ですが現役時代のほとんどをベルギーでプレーしています。2002年、ペレイラは6歳の時に地元のロメル・ユナイテッドというクラブでサッカーを始めました。

2005年9歳の時に国境を越え、オランダのPSVアイントフォーフェンのユースチームに加入。2011年にマンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップに出場。そこでの活躍がイングランドの多くのクラブの目に留まりますが、ファーガソン監督が直接ペレイラを説得して2012年1月1日(ペレイラの誕生日)、ユナイテッドと3年半の契約を結びU-18のチームに加入しました。

13-14シーズンにはU-21へ昇格。15-16シーズンまでのアカデミー期間の成績は47試合10G7Aでした。ファーストチーム・デビューは2014年8月のMKドンズとのキャピタルワンカップ戦。2015年3月にホームで勝利したプレミアのトッテナム戦でも出番をもらい、2018年6月までの延長契約を勝ち取りました。

15-16シーズンはファーストチームでの出番も増えCLにも出場しますが、翌16-17シーズンにはスペインのグラナダへレンタル移籍します。そこでリーグ戦35試合5G3Aの好成績を残します。翌17-18シーズンもバレンシアにレンタル移籍し23試合1G4Aを記録。一回り成長してユナイテッドに凱旋します。

18-19シーズンはプレミア15試合に出場。特にスールシャールが監督になってから多く出番をもらえるようになりました。なお2018年9月にはセレソン・デビューを飾っています。そして19-20シーズンは主軸としてリーグ戦23試合に出場。1G3Aを記録しています(29節終了時点)。

②プレースタイル

2-1.ストロング・ポイント

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ユース時代はブラジル人選手らしいテクニシャン・タイプという一面も見せていましたが、今はすっかりハードワークできる選手になっています。豊富な運動量で攻守に貢献できる選手です。右足の精度も売りのひとつ。プレースキックを任されることも多く、またクロスの精度も良いものを持っています。そしてメンタル面も個人的には評価している点で、良い意味で試合に熱くなれる選手でもあります。気持ちがプレーに表れるタイプですね。たまに熱くなりすぎてラフプレーになったりしますが、ユナイテッドらしい選手と言えます。

トップ下を始め、右サイドやボランチなど中盤の複数ポジションをこなせるのも一応長所に挙げておきます。恐らくスールシャールは、このユーティリティ性とハードワークできる点を評価しているのだと思いますが、少し起用貧乏感もあります。どのポジションでもハマらないんですよね…。

2-2.ウィークポイント

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ペレイラのウィークポイントはプレスに弱い点です。プレッシャーがかかると極端にプレー精度が落ちる上に、判断も遅くなります。スペインへのレンタル移籍が上手くいったのはプレミアよりプレスが弱いため、ペレイラの良さを発揮しやすかったのだと思います。潜在能力は高いのにこのせいでいつまでも開花できない印象です。

それと、シュート精度も悪くはないのですが、結果としてリーグ戦わずかに1Gのみ。トータル37本のシュートを放っていてこれはチームで4番目に多い数字ですが、結果1Gのみというのは物足りないですね。ちなみに枠内シュート率は37.8%で良くも悪くもない数字(中盤の選手としては)です。

2-3.課題

ペレイラに関しては以前に記事を書いていますのでこちらも合わせてどうぞ。

404 NOT FOUND | マンチェスター・ユナイテッド大学
ユナイテッドのコラムや戦術分析、移籍情報など【赤い悪魔】の魅力全開ブログ!

20-21シーズンの去就は...選手キャリアの岐路に立つかもしれません。ユナイテッド退団の可能性もあります。スールシャール監督は、ペレイラに「これでもか!」っていうぐらいチャンスを与えてきましたが、ファンはいつまでも出ない結果にいい加減嫌気が差しつつあります。ブルーノ・フェルナンデスの加入により、スカッドから漏れる可能性のあるのがリンガードとペレイラでしょう。

19-20シーズン残り試合でどれだけ存在感をアピールできるか。それによっては移籍、または三たびローン移籍という可能性が出てきますね。

③エピソード

・17-18シーズン、グラナダから戻ったペレイラですが、再度スペインへの移籍を決断します。当時の監督モウリーニョは、この移籍はペレイラ個人の決断でモウリーニョとしてはユナイテッドに残ってポジション争いをしてほしかったと語っています。「その決定は彼にとって最良のものではないと心底思っている。それに私を少しばかり失望させるものだった。なぜなら彼はここで定位置争いができるだけの能力があり、その戦いを通してユナイテッドの選手としてふさわしいだけの素質がある。毎週試合に出たい若い選手の選択として十分に考えられることだが、その決定は競争力を失わせるし、ユナイテッドの中盤でプレーすることをさらに難しくさせる」と語っていました。

・そのモウリーニョですが、ペレイラの事を高く評価していたのは事実です。バレンシアから戻った時も、チャンスを与えると明言していました。今思えば、ペレイラはモウリーニョ在籍の間の2年間はスペインにいて、あまり指導を受けないままモウリーニョは解任されてしまいました。モウリーニョの指導を受け成長したラッシュフォードやマクトミネイの例を見ると、先に書いたエピソードのようにあの時のローン移籍が成長を遅らせた要因のようにも思えます。

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・18-19シーズンからユニフォーム・ネームを「Andreas」に変更しています。ペレイラではなくアンドレアスにした理由を「ぺレイラという名前の選手は多いし、父も名字が入ったユニホームを着てプレーした。僕は、それを変えたかったんだ。ベルギーでは誰もが父のことを知っていて、僕はぺレイラの子供として知られている。それを変えて、僕は自分の道を行きたいと思った。アンドレアスとして認識してもらいたくて」と言っています。

・フレッジ同様ペレイラも、キャリック・コーチにアドバイスをもらっているようで「ボールの受け方、相手の崩し方を教えてもらっている。彼は自分と同じポジションで非常に大きな役割を担っていた選手だし、力になってもらっている」と語っています。

・ペレイラはブラジルのクラブチーム、サントスFCの熱狂的なファンです。これまで幾度となくサントスへの移籍話が持ち上がっています。ペレイラ自身も将来的なサントス移籍願望を明かしており、「私にはブラジルでプレーしたいという大きな願望があり、私の希望はいつでもサントスです。」と以前に発言しています。

・ペレイラはリンデロフととても仲良し。3月のELラスク戦でゴールを決めたペレイラはリンデロフの所に走っていき抱き合っていましたね!リンデロフも我がことのように喜んでいました。こういうシーンはとても良いですね。

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・まずはこちらの映像をご覧ください。

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Quarantine day 3362771515 ! I mastered a new technique 👊🏽💪🏽🤷🏽‍♂️

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こちらはロックダウン期間中にTikTokにペレイラが投稿した動画です。サッカー選手って足が起用なんですね!皆さんはこのトリック見破れましたか?この動画は大きな反響をよび143万回再生4286いいねをインスタグラムで記録しています。

・ロックダウン中のインタビューでペレイラが話していましたが、どうやらペレイラは奥さんと生後2ヶ月のマリア・ビクトリアという娘がいるようです。今まで知られていない感じでしたが…。いつの間に結婚したのでしょう?てか、熊デカすぎ(笑)。

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💓”Hey little girl, look what you’ve done… You’ve gone and stole my heart and made it your own…”

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・19-20シーズン、ペレイラはリーグ戦アシスト3を記録しており、これはチーム3位の成績です。ペナルティ・エリア内に入れたクロスの成功数は4本でこちらも3位。ビッグチャンス・クリエイトは6回でジェームズと並んで最多でした。

データ参照:FBREF

👿まとめ

いかがでしたか?

才能はありながら未だに100%引き出せていない感が強いペレイラですが、19-20シーズンの残りのパフォーマンスがひとまず鍵を握りそうです。幸い、再開後の試合に関してはメンバーチェンジが5人までおこなえるようになります。ペレイラにも間違いなく出番が回ってくるので、監督もファンも納得するパフォーマンスを見せたいですね!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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