こんにちはMasaユナイテッドです。
今回はユナイテッドのNo.11 アカデミー出身の神童
メイソン・グリーンウッド
を紹介します!
以下項目です。
①プロフィール
選手名:メイソン・グリーンウッド
生年月日:2001年10月1日
国籍:イングランド
身長:181cm
ポジション:CF RWG
背番号:26→11
チームキャリア:ユナイテッドU-18(17-18~)→ユナイテッド(19-20~)
利き足:左(両利き)
契約終了年:2025年6月30日
ブラッドフォード近くのウィブシーという小さな村で生まれたメイソン・グリーンウッド。5歳の時に地元のウェストウッド・ジュニアーズというクラブでサッカーを始めます。その才能は早くも評判で、6歳の頃にはハリファクスにあるユナイテッドの育成組織に加入します。
15歳でU-18デビュー。デビュー3戦目にしてハットトリックを達成し、17-18シーズンのリーグ戦を17試合16G4Aという驚異的な成績を残します。18-19シーズンには17歳でU-23デビュー。デビュー戦でゴールを上げています。U-18では13試合15G5A。U-23では6試合3G2Aを記録しています。なお、この年のクラブの年間最優秀選手に選出されました。
さらに同じ2018年12月のCLバレンシア戦ではベンチ入り。2019年3月のCLパリ戦ではトップチームデビューを飾るという快挙。さらにプレミアにも3試合に出場しました。
19-20シーズンは最初からファースト・チーム登録。公式戦49試合17G5Aを記録しています。EL(ヨーロッパ・リーグ)では7試合5G2Aという成績です。
20-21シーズンは52試合12G6Aをマーク。特にシーズン後半はゴールを量産しました。(*追記:2021年9月19日)
②プレースタイル
2-1ストロングポイント
神童グリーンウッドの最大の武器はシュートテクニックです。得意な形はサイドからカットインしていってファーに打つ体勢と目線にもかかわらず、ニアの下隅に蹴り込む形。シュートコースも、とにかくゴールマウスの4隅に打つ事がほとんど。これは当然キーパーは止めづらいコースです。さらに相手からしたら厄介なのが、左右両方の脚を使える事。基本的には左利きですが、FKやPKを右で蹴る事もあり、両利きと言って良いかと思います。
このデータは以前のこちらの記事にも書いていますが、

①ラッシュフォード 26試合15G 2096分出場 139分/1G
②マルシャル 27試合14G 2161分出場 154分/1G
③グリーンウッド 29試合10G 1108分出場 101分/1G
*プレミアとヨーロッパ・リーグのみ
というデータがあります。グリーンウッドの凄さがよく現れています。
2-2ウィークポイント
グリーンウッドのウィークポイントはヘディングとデュエル。あくまでも見えている範囲での判断です。まだ18歳で肉体的に仕上がっていないので、監督のグリーンウッドの使い方もWGに置いて限定的です。本来はやはりCFでゴールに近い位置での起用が望ましいと思います。なので判断が難しいのですが、ヘディングでのゴールはまだ見られていません。ヘディングはあまり得意ではないようで、本人もヘディングでのゴールを課題に挙げていました。
フィジカル的な競り合いもそこまで積極的にいっていないので、まずは怪我をしない事を優先していると思います。そういった意味でデュエルはウィークポイントと言えます。
まだまだこれからの選手なので様子を見ましょう。
2-3課題
グリーンウッドの課題は、チームメイトとの連携ですね。サイドに置かれている事もありますが単独での仕掛けが目立つのと、チームメイトから使ってもらえないとゲームから消えてしまうところがあります。遠慮もあると思いますが、20-21シーズンは2列目の新戦力加入の噂もあります。
もちろんまだ、18歳なので焦らずゆっくり成長してほしいですが、コンスタントに出番をもらうためにもう少し積極的にアピールしても良いかもしれません。性格が大人しいんでしょうね。
③エピソード
・当時6歳のグリーンウッドが、ユナイテッドにスカウトされた時の話をしています。「マンチェスター・ユナイテッドのスカウトが初めて僕を見に来た時のこと。僕はアイドル・ジュニアーズというチームでプレーしていた。0-2で負けていたんだ。そこから僕が投入され、夢中でプレーしたよ。そして僕は10ゴールを記録した。ボールを貰って、全員抜き去ってゴールを決める。そして、すぐに戻る。それをホイッスルが鳴るまで続けたんだ。」と語っていますが、当時のユナイテッドの育成チームのマーク・シニア氏は「メイソンは16ゴール上げた!」と言っています。真実はどちらにしろ化け物ですね(笑)。
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・2019年9月19日のEL(ヨーロッパリーグ)アスタナ戦でゴールを決め、ユナイテッドの欧州戦での史上最年少ゴールスコアラーになったグリーンウッド。17歳と353日でのゴールでした。それまでの記録は2016年にラッシュフォードが記録した18歳と117日でした。
・FAカップ4回戦のトレンメア・ローバーズ戦でシーズン2桁得点を達成したグリーンウッド。18歳117日でのシーズン2桁得点はユナイテッドの歴史上において、1984年の北アイルランド代表FWノーマン・ホワイトサイドを抜いて最年少記録です。 また、データを集計する「Opta」によると、ユナイテッドの10代の選手が2桁得点を挙げたのは、2004年12月に19歳55日で到達したウェイン・ルーニー以来だそうです。
・元ユナイテッドのキャプテンで「SkySports」のご意見番ガリー・ネビルはグリーンウッドについて「メイソン・グリーンウッドは卓越した選手だと思う。今の年齢だと、ラッシュフォードに匹敵する。年齢からしても落ち着きがあり、良い気質があるよね。私はマンチェスター・ユナイテッドが本物のスターを手にしたと思っている。」と語っています。さらに付け加えてヤヌザイとは違う!とも言っています。
・そのシュートセンスの高さと、シュートフォームから度々ファン・ペルシに例えられるグリーンウッド。ルーク・ショーも「まだ多くのことを学ぶ必要はあるが、彼は常にハードワークして頑張っている。新たなロビン・ファン・ペルシのような選手になれるだろうね。これからたくさんのゴールを挙げるはずだ」と後輩の成功を確信しています。
・グリーンウッド自身は利き足について「右足よりも左足を使う方が好きだな。でも実は、U-13チームに所属していた時にあることが起こったんだ。シティ戦でPKを左足で蹴ったらミスをしてしまってね。その試合では本当に辛かったよ。それ以来、PKは右足で蹴るようにしているんだ」と言っています。
・グリーンウッドにはハリエット・ロブソンさんというモデルの恋人がいましたが、コロナ・ロックダウン期間の4月中頃破局したと「DailyMail」などが伝えています。1年以上付き合っていましたが、2人は同時にインスタグラムにアップされていた2人が映った写真を削除しています。2人は同じブラットフォード近郊のウィブシー出身でグレーターマンチェスターのアシュトン・オン・マージー・スクールでの学生時代からの知り合いでした。
・19-20シーズンの全コンペティションでのショッツ・オン・ターゲット(枠内シュート率)はグリーンウッド46.6% マルシャル45.5% ラッシュフォード45.1%となっていてシュートを20本以上放った選手の中ではグリーンウッドがチーム内で最も高い確率を示しています。
データ参照:FBREF
👿まとめ
いかがでしたか?
まさに神童と呼ぶにふさわしい逸話の数々。これまでの成績もズバ抜けています。アカデミー選手ではラッシュフォードに続くトップチームでのブレイクが期待されていますし、実際ブレイクするでしょう!
とても謙虚で大人しい青年ですが、シュートの時の落ち着きっぷりは大物の予感が漂います。
是非これからもグリーンウッドの成長に注目して下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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