【選手名鑑】タヒス・チョン No.44【マンチェスター・ユナイテッド】

Embed from Getty Images

こんにちはMasaユナイテッドです。

今回はユナイテッドのNo.44 カリブ海から来たウィンガー

タヒス・チョン

を紹介します!

以下項目です。

①プロフィール

選手名:タヒス・チョン
生年月日:1999年12月4日
国籍:オランダ/キュラソー
身長:185cm
ポジション:LWG,RWG
背番号:44
チームキャリア:フェイエノールト・ロッテルダム(2009~)→フェイエノールトU-17(14-15~)→ユナイテッド(16-17~)
利き足:左
契約終了年:2022年6月30日

Embed from Getty Images

オランダ王国の構成国であるカリブ海のキュラソーという国の首都ウィレムスタッドで生まれたタヒス・チョン。6歳の時に地元のエクセレンスというクラブでサッカーを始めます。幼少期にオランダのロッテルダムに移り住み、10歳の時にフェイエノールトの下部組織で本格的にサッカーを始めます。

フェイエノールト時代の活躍は海外のクラブの関心も引き、ユナイテッドを始め、チェルシーやアーセナルもチョンをモニタリングしていたようです。そして2015年のキャリントンで行われたマンチェスター・プレミア・カップに参加した時にユナイテッドの誘いを受け、チェルシーとの争奪戦のすえ、2016年7月にユナイテッドへ移籍します。

16-17シーズンはU-18のチーム(キーラン・マッケナが監督)で左右のウィンガーとして14試合3G7Aを記録しますが、2017年1月からは膝の怪我により約10ヶ月の離脱を強いられます。怪我から復帰したチョンは早速インパクトを残し、クラブの17-18シーズンの最優秀若手選手賞を受賞しています。トップチームデビューしたのは2019年1月5日のFAカップのレディング戦でした。そしてその18-19シーズンはプレミアでも2試合に出場します。

19-20シーズンはトップチームとU-23の両方でプレー。トップチームでは公式戦11試合に出場2アシストを記録。U-23では10試合7G6Aをマークしています。2020年3月には2022年6月までの契約延長にサインしています。

②プレースタイル

2-1.ストロング・ポイント

Embed from Getty Images

チョンの魅力はスピード、ドリブル、ボールテクニックの3つ。まだ、トップチームではその実力を発揮するに至っていませんが、U-23レベルでは無双状態です。キレのあるドリブル突破からアシストのパスもできれば、自分でゴールも奪えるレフティーです。

左のウィングで出場することが多いですが、サイドでボールを持てば切れ味鋭いドリブルで切り込んでいく姿はギグスを彷彿とさせます。さらにスペースに出たボールには長いストライドでスプリント。かなりのスピードを持っています。

スールシャールが好きなタイプのウィンガーですね。インテル移籍の噂がかなり出ましたが、契約延長したのはスールシャールの力が大きいでしょう。

そしてもう一つ最大のストロング・ポイントは「髪型」ですね(笑)。一度見たら忘れないでしょう!

2-2.ウィーク・ポイント

Embed from Getty Images

トップチームで実力を発揮できないのはフィジカルも大きく影響していると思います。身体の線が細く、まだプレミアのデュエルに耐えられるほどの身体になっていません。また、プレーのバリエーションが少なくボールを持ったらドリブル突破を狙う事が多く、周りとのコンビネーションを使う事が少ないです。

身体能力やテクニック面ではかなりレベルが高いですが、サッカー脳の方に課題が多そうなタイプに見えます。もう少しトップチームレベルでのプレーが見たいところです。

2-3.課題

Embed from Getty Images

2020年6月で契約満了となるところでしたが、3月に2022年までの契約延長にサインしました(1年延長オプション付き)。20-21シーズンはユナイテッドのファースト・チームでの挑戦が本格的に始まります。

グリーンウッドのように上手くいくのは難しいとは思いますが、ポテンシャルを徐々に開花させるのが課題となります。ただ現実問題として、来シーズンからはCLでの戦いになるのでそこでの出場は難しく、カップ戦が主戦場になりそうです。さらにドルトムントのサンチョ獲得となればなおさら出場機会がなくなります

最新の情報ではそのサンチョ獲得の秘策として、チョンをレンタルで貸し出す可能性もあると報道されました(ヤヌザイと同じコースですね)。海外で武者修行してくるのもありかなと個人的には思います。

③エピソード

チョンのお父さんはキュラソーでサッカー選手だったそうですが、チョンは最初全くサッカーに興味がなかったそうです。父の試合を観に来いと言われても時間の無駄だと思っていたそうです。しかし2006年ワールドカップ決勝フランス対イタリアをテレビで見て、サッカーに夢中になります。そして6歳で地元のエクセレンスというチームでサッカーを始めました。

[http://

この投稿をInstagramで見る

Off to Wales EK Qualification👍

Tahith Chong(@tahithchong)がシェアした投稿 –


:embed:cite]

・そのチョンのお父さんはウィンガーだったそうで、毎日チョンにウィンガーのプレーを教えていたそうです。チョンは生粋のウィンガーなんですね。

・出身地であるキュラソー。日本人には余り馴染みがないですが(私も初めてしりました)、ベネズエラの北に浮かぶ小さな島で、チョン曰く島の端から端まで車で45分で行けるそうです。太陽が降り注ぎ、ビーチリゾートを多く持つ観光が盛んな島。公用語はオランダ語、スペイン語、ポルトガル語。オランダ代表のイェトロ・ウィレムスやリロイ・フェルなどもキュラソー出身だそうです。また野球も人気でキュラソー出身のメジャーリーガーも多いとのこと。

Embed from Getty Images

・幼少の頃のチョンの憧れのプレーヤーはライアン・ギグスだったそうです。いつもギグスになりきってプレーをしていたそうです。他にはロナウジーニョ、メッシ、ロナウド、ロッベンにも影響を受けたと語っています。そしてXBOXで操るのはいつもユナイテッドでした。

Embed from Getty Images

・以前ラッシュフォードはチョンについて「チョンギーがボールを持つとワクワクする。彼には、思いっきり自分を表現してもらいたいと思う。U-18チームでプレーしていたときの彼のプレーをよく見ていたけど、彼は90分間ずっと攻め込んでいて、相手ディフェンダーを苦しめていた。インテル・ミラン戦でもそうだったよね。ピッチにいる間じゅう、彼はアタックし続けるんだ。それこそがまさに彼の真骨頂なのさ。」と語っていました。

👿まとめ

いかがでしたか?

185cmの長身でアフロヘアー、左利きという特徴からフェライニの頭とメッシの脚を持つと例えられるチョン。

ポテンシャルは特大で、周囲の期待も大きいです。ただトップチームでの出場はなかなか難しく、レンタルで修行に出るのもアリかと思います。

将来願わくはギグスの様なプレーヤーになって欲しいですね!ユナイテッドで試合に出た際には注目しましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました