こんにちはMasaユナイテッドです。
今回は19-20プレミアリーグ・シーズン・レビュー第3弾選手編のPart.2です。
今シーズンのユナイテッドでリーグ戦に出場した全29名を評価します。
Part.1はこちら

Part.2では残りの14名を評価し、最後に当ブログ独自のMVPを発表します!
👿19-20リーグ戦選手評価Part.2
⑯ネマニャ・マティッチ
出場試合数・・・21試合(先発18 途中3)
出場時間・・・1583分
平均獲得ポイント数・・・1.95(2位*10試合以上先発出場選手)
評価・・・7
前半戦は怪我で離脱していましたが、年明け、丁度マクトミネイの負傷離脱と入れ替わる形で戦線に復帰。一時はユナイテッド退団が報じられましたが、契約延長とともにコンディションもアップ。再開後の試合ではカバーリング、コーチングにビルドアップの貢献、ゲームメイクのパスなどチームの中心に。コンディション万全ならまだまだやれるところを見せました。
⑰ポール・ポグバ
出場試合数・・・16試合(先発13 途中3)
出場時間・・・1204分
ペナルティエリア内へのパス成功数・・・29本(MFでは1位 全体3位)
評価・・・6
ポグバ も前半早々に怪我で離脱。ほとんど稼働できないまま、リーグ再開時に復帰しました。復帰後は高いテクニックを見せ、ブルーノと共に違いを作り出しました。また、復帰後は攻守のバランスをかなり意識しており、チームプレーに徹しているのも成長した証ですね。一時は退団報道もありましたが、現在はユナイテッドでの成功を誓っているようです。
⑱ジェームズ・ガーナー
出場試合数・・・1試合(途中1)
出場時間・・・8分
パス成功率・・・100%(15本)
評価・・・3
プレミア僅かに8分だけの出場ですが、パスを15本トライし、15本とも成功させています。常に首を振って、相手と味方のポジションを確認しているのが印象的。パサーとして評価が高いガーナーですが、U23の試合ではゴールも量産しており総合力の高い選手です。来シーズンはもっと試合に出たいですね。
⑲アンドレアス・ペレイラ
出場試合数・・・25試合(先発18 途中7)
出場時間・・・1489分
アシスト・・・3
評価・・・5
前半戦はトップ下、右WGのレギュラーとしてプレーしたペレイラ。やや便利屋的に使われる事が多かったですが、どのポジションでもインパクトは残せず。右足のキック精度は良いものを持っていますが、潜在能力を開花出来ずに終わりました。しかし、開幕のチェルシー戦やリバプール戦、12月のスパーズ戦ではハイプレスを果敢に仕掛け評価されました。
⑳ジェシー・リンガード
出場試合数・・・22試合(先発9 途中13)
出場時間・・・931分
リーグ戦ノーゴール・・・581日
評価・・・4
今シーズンのリンガードのハイライトは最終節の98分に訪れました。実に582日振りのプレミアでのゴール。不調から抜け出せず苦しみましたが、ゴールを決めた時のチームメートの嬉しそうな表情に救われましたね。プライベートで色々あったようですが、チームメートから慕われているのがよく分かりました。
㉑ファン・マタ
出場試合数・・・19試合(先発8 途中11)
出場時間・・・752分
アシスト・・・2
評価・・・4
トップ下、右WGで出場しましたが、どちらもインパクトを残せず。豊富な経験と優れたテクニックで、チームが苦しい時こそ存在感を見せて欲しかったですが、やはり一緒にプレーするチームメイトを選んでしまうタイプですね。マルシャル 、ラッシュフォードと上手く連携できませんでした。
㉒アンヘル・ゴメス
出場試合数・・・2試合(途中2)
出場時間・・・19分
評価・・・1
非常にテクニックのある攻撃的MFですが、選手層の厚いセクションで、リーグ戦わずかに19分のみの出場に終わりました。ユナイテッドは粘り強く契約延長交渉を続けましたが、本人の出場機会への不安は払しょくできず。8月4日フリーでフランスの名門リールに移籍。すぐにポルトガルのボアヴィスタへのローン移籍も発表されました。
㉓タヒス・チョン
出場試合数・・・3試合(途中3)
出場時間・・・34分
評価・・・3
出場時間はあまりもらえませんでした。プレミアではまだフィジカル的に厳しく、1人で仕掛けるプレーを好むので、良さが発揮できませんでした。才能は間違いないだけに今後の成長の方に期待ですね。
㉔ブルーノ・フェルナンデス
出場試合数・・・14試合(先発14)
出場時間・・・1193分
ゴール、アシスト・・・8ゴール7アシスト
評価・・・9
2月にユナイテッドにやって来てすぐにチームに溶け込み、チームの中心になりました。14試合8G7A、チームはその14戦で無敗でした。7アシストは最多。さらに僅か14試合でキーパス34本のチーム2位を記録。ユナイテッドの後半戦の躍進の主役でした。
㉕ダニエル・ジェームズ
出場試合数・・・33試合(先発26 途中7)
出場時間・・・2291分
ゴール、アシスト・・・3ゴール6アシスト
評価・・・6
加入1年目ながら6アシスト(チーム2位)を記録。特に前半から中盤戦にかけては、カウンター戦術に持ち前の快速がマッチ。90分仕掛ける事をやめない姿勢はファンのハートを掴みました。相手チームに対策された感のある後半戦は失速。上手く攻撃に絡めなくなりました。2年目に期待です。
㉖メイソン・グリーンウッド
出場試合数・・・31試合(先発12 途中19)
出場時間・・・1311分
ゴール、アシスト・・・10ゴール1アシスト
評価・・・7
今シーズン、ブレイクを果たした18歳の神童グリーンウッド。トップチーム初シーズンながら31試合に出場し、10ゴールをあげる活躍を見せました。抜群のシュートセンスを持ち、枠内シュート率はチームトップの52.6%を誇ります。シュート以外のプレーには改善の余地がありますが、肉体改造を行いフィジカルの強さを手に入れたのは◎。
㉗マーカス・ラッシュフォード
出場試合数・・・31試合(先発31)
出場時間・・・2655分
ゴール、アシスト・・・17ゴール8アシスト
評価・・・8
ユナイテッドの新エースとして、マルシャル不在の前半戦は孤軍奮闘のパフォーマンスを見せました。マルシャル復帰後は左WGでマルシャルと共に攻撃を牽引。キャリア・ハイとなる17ゴール8アシストを記録しました。どちらもチームトップの数字です。ドリブルも132回仕掛け72回成功しておりこれもチーム最多です。まさに「10番」に相当しい活躍でした。
㉘アントニー・マルシャル
出場試合数・・・32試合(先発31 途中1)
出場時間・・・2640分
ゴール、アシスト・・・17ゴール7アシスト
評価・・・8
自分の希望通りの背番号9に戻って、ストライカーとしての挑戦となったシーズン。前半戦は怪我で5試合欠場しますが、この間にチームは得点力不足に陥りました。消えている時間も多いのですが、一瞬のフレアでゴラッソを決めるのがマルシャル。再開後のシェフィールド戦では自身初のハットトリックを達成。ユナイテッドの選手でもファン・ペルシ以来7年振りのハットトリックとなりました。17得点7アシストはもちろんキャリア・ハイの数字です。
㉙オディオン・イガロ
出場試合数・・・11試合(途中11)
出場時間・・・90分
評価・・・4
1月の移籍最終日に中国からのローン移籍でやってきたイガロ。幼いころからのユナイテッド・ファンだったイガロにとって夢が叶った瞬間でした。マルシャルとはタイプが違い、よりストライカーらしい動きが特徴。ディフェンダーの裏を取る動きや、引いて受ける動きは攻撃に奥行きをもたらします。しかしプレミアではわずかに出場90分に留まりました。カップ戦が主戦場となっています。
👿まとめ
中盤から前の選手では、やはり冬にチームにやってきたブルーノ・フェルナンデスのインパクトが特大でしょう。ブルーノ1人の加入でチームの多くの課題が改善されました。リーグ戦ではブルーノ加入後14試合無敗。カップ戦も合わせても敗戦はFAカップ準決勝のチェルシー戦だけです。
さらにマルシャル、ラッシュフォードはキャリア・ハイの数字をマーク。プレミア全体のゴールランキングでも8位とユナイテッドの攻撃陣を2人でリードしました。トップチーム・フル参戦1年目の18歳グリーンウッドも10ゴールを上げ、この3人はプレミアリーグの年間最優秀若手選手にノミネートされています。
これでリーグ戦出場の全29名を評価してきました。評価点ではマグワイアとブルーノが9点で最も高い点数。ラッシュフォードとマルシャルが8点で続いています。ではマンチェスター・ユナイテッド大学的19-20シーズンのMVPを発表します!
MVPは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハリー・マグワイア!
です!!
ブルーノのチームへの影響は計り知れないですが、やはり“シーズンを通して”という点で、マグワイアに軍配が上がりました!
いかがでしたか?
異論は認めます(笑)。
20-21シーズンはどの選手が活躍するのか?今から楽しみですね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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