こんにちはMasaユナイテッドです。
今回はいよいよ夏の移籍市場が本格化という事で、ユナイテッドの補強ポイントをまとめました。
20-21シーズンの移籍に関してはこちらの記事も参考にどうぞ

20-21シーズンの移籍市場はコロナ・パンデミックの影響で各国リーグの終了日がバラバラだったこともあり、国により市場オープンの時期が違うイレギュラーな形になっています。各国の移籍期間はこちらの記事を参照下さい。
プレミアリーグは7月27日から10月5日です。
以下項目です。
①攻撃的ミッドフィールダー
一番プライオリティが高いのは攻撃的MFです。
4-2-3-1の3の部分。いわゆる2列目のポジションです。
1-1.補強の理由は?
このポジションに補強が必要なのは、バックアッパーへの信頼度が低い為です。現状のレギュラーはラッシュフォード、ブルーノ、グリーンウッドの3人。バックアッパーとしてはマタ、ジェームズ、ペレイラ、リンガードが控えています。レギュラー組と控え組のクオリティの差があり過ぎる為に、メンバーを入れ替えると戦力が落ちてしまうのが現状です。
再開後のFAカップのノリッジ戦や、ヨーロッパ・リーグのLASK戦等で顕著になったように、スールシャール自身もバックアッパーを信頼出来ていない状況で、新シーズン、チャンピオンズリーグを戦う上でも戦力の底上げが必要なセクションでしょう。
もう一つの理由として、純粋なウィンガーがジェームズしかいないというのもあります。特に右ウィングは幅を取って攻撃出来るタレントが不在で、ここに強力なタレントが欲しいというのもあります。再開後はグリーンウッドの急成長によって緊急性は薄くなった感もありますが、シュート以外のプレーにはまだまだ改善の余地があり、1シーズン通してグリーンウッドに期待するのはまだ早いと判断しているかもしれません。
1-2.ターゲットは?
ジェイドン・サンチョ(20)(ドルトムント)
ジャック・グリーリッシュ(24)(アストン・ビラ)
ドグラス・コスタ(29)(ユベントス)
ウスマン・デンベレ(23)(バルセロナ)
キングスレイ・コマン(24)(バイエルン)
フェデリコ・キエーサ(22)(フィオレンティーナ)
デイビッド・ブルックス(23)(ボーンマス)
ドニ―・ファン・デ・ベーク(23)(アヤックス)
イェンス・ペーター・ハウゲ(20)(FKボデ/グリムト)
アンス・ファティ(17)(バルセロナ)
以上の様な名前が上がりますが、やはりトップターゲットはサンチョと見て間違いないでしょう。しかし交渉は難航しており、ここにきて個人合意しているという報道も怪しくなってきましたし、ドルトムントは1億2000万ユーロという移籍金を下げようとしません。
いずれにせよ、移籍市場は10月まで開いているので、ユナイテッド側としてはどこで手を引くかを見極める必要があります。冬に持ち越す可能性も…。
その他では降格したボーンマスのブルックスの報道が増えてきました。19-20シーズンは怪我のためリーグ戦9試合しか出場していませんが、ユナイテッド・ファンであり、ウェールズ代表としてライアン・ギグスの元でプレーするブルックスは、RWを主戦場にトップ下や左もこなすプレーヤーです。
②左センターバック
CBも補強が必要なセクションです。
2-1.補強の理由は?
補強が必要な理由の1つは、CBのコマ不足が挙げられます。
現状のレギュラーはマグワイアとリンデロフ。バックアッパーはバイリーとトゥアンゼベの2人。しかしこの2人は怪我での離脱が多すぎて計算できないのが現状です。加えて、ジョーンズ、スモーリング、ロホは退団が濃厚となっていて、実質マグワイアとリンデロフしかCBがいないとも言える状況。
もう一つの理由が、ジョーンズが退団となれば左CBがマグワイアしかいないというのもあります。リーグ戦フル出場したマグワイア。バックアッパー不在という事も背景にあったはず。ここにレギュラークラスのCBが取れれば、マグワイアを右に回す事も可能になります。リンデロフはよくやっていますが、ヨーロッパ・リーグ、セビージャ戦のミスの様に批判を受ける事も多く、100%の信頼を得るに至っていません。個人的にはリンデロフ好きなんですけどね…。
スールシャールは左利きのCBを探しているとも言われています。これはビルドアップの質を高めるためと思われますが、左利きのCBで移籍ターゲットになりそうな選手はあまり多くないので、本当に左利きを連れてくるかはわかりません。
2-2.ターゲットは?
パウ・トーレス(23)(ビジャレアル)
カリドゥ・クリバリ(29)(ナポリ)
ガブリエル・マガリャンイス(22)(リール)
ダビド・アラバ(28)(バイエルン)
ダヨ・ウパメカノ(21)(RBライプツィヒ)
サミュエル・ウンティティ(26)(バルセロナ)
それほど具体的な話はまだ出ていないのですが、パウ・トーレスは左利きのCBで23歳の若手有望株。バルサも狙っていると報道されています。
クリバリはナポリは売却に前向きになっているようですが、29歳になっても7000万ユーロを要求しておりそこまでの金額をユナイテッドが出すかは微妙ですね。
リールのガブリエルも左利きのパス出しの上手いCBで結構良いと思うのですが、ユナイテッドが動く前にアーセナルが接近しているようですね。
まだ飛ばしが多く、CBに関しては退団の方をある程度片付けてから動くのではないでしょうか?
③ストライカー
3つ目はストライカーです。
3-1.補強の理由は?
ここのセクションの補強が必要な理由は、マルシャルしかいないからです。
19-20シーズン「9番」として大きく成長したマルシャル。公式戦23ゴールはチームトップ、キャリア・ハイの数字でした。バックアッパーとしてイガロがいますが、それほど出場時間が与えられておらず、基本的にカップ戦要因、またはマルシャルを休ませる時のための人員となっています。イガロはローンで加入しており冬にはチームを去ってしまうというのもあります。
このような状況のため、マルシャルが怪我などで離脱となった場合、深刻な得点力不足に陥る可能性があります。もちろんラッシュフォードもできますが、昨シーズンのマルシャル不在時には上手くストライカーのポジションに対応できなかったこともあり、任せるのは微妙です。グリーンウッドをトップで試してみるのはありだと思いますがヘディングは上手くないです(笑)。
もう一つの理由としては、攻撃オプションが少ないためです。
FAカップ準決勝セビージャ戦のようになかなか得点できないときに、今のユナイテッドのメンバーではパワープレーという選択肢がありません。前線に放り込んで得点を狙うプレーが出来ないのは厳しいものがあります。
3-2.ターゲットは?
ラウール・ヒメネス(28)(ウルブス)
ムサ・デンベレ(24)(リヨン)
ハリー・ケイン(27)(スパーズ)
パウロ・ディバラ(26)(ユベントス)
エディソン・カバーニ(32)(パリSG)
オドゥソン・エドゥアール(22)(セルティック)
出来れば点を取ることに掛けては右に出るものがいないというタイプで、それほど値段が高くない選手が理想です(笑)。カバーニはベンフィカ移籍が濃厚のようです。フリー移籍だったので32歳ですがアリかなと思ったのですが...。
ウルブスのヒメネスは一時期かなり報道されました。19-20シーズンは公式戦55試合27得点の成績、プレミアの実績も十分なので欲しい選手ではありますね。
④左サイドバック
最後は左SB。
4-1.補強の理由は?
ここは個人的にはショー、ウィリアムズ、フォス=メンサーで十分と思うのですが、現地の報道では定期的に補強の必要性が議論されるセクションです。
理由はやはりショーの怪我での離脱の多さでしょう。
19-20シーズンも3節にハムストリングを痛めて離脱。再開後もサウサンプトン戦で負傷し、新シーズンの開幕に間に合うのか微妙な状況です。実力は申し分ないのですが、怪我での離脱を繰り返すので、同等の実力を持つ選手を獲得したいというのはあるかもしれません。
もう一つの理由はウィリアムズです。
ショー不在時によく穴を埋めてくれていますが、右利きであるために攻守両面でプレーの選択肢が狭まっていると指摘されています。確かにオーバーラップの頻度や質は高いのですが、クロスを上げられないのは気になる点です。ウィリアムズは右もできる選手なので、新たな左SBを獲得してウィリアムズを右のバックアッパーとして計算するというプランもあるかと思います。
4-2.ターゲットは?
レギロン(23)(セビージャ)
ベン・チルウェル(23)(レスター)
アレックス・サンドロ(29)(ユベントス)
ヌーノ・メンデス(18)(スポルティング)
どの報道もほとんど信憑性は低いといったレベルですが、レギロンのクロスを含めた攻撃性能はちょっと魅力です。セビージャにはレアルからのレンタルでした。新シーズン、レアルに戻ってもフェルランド・メンディとマルセロがおり出番は限られるでしょう。移籍金も2000万ユーロ弱と言われておりお手頃。
チルウェルはチェルシー移籍がかなり報道されていますが、レスターは8000万ユーロを要求しており、そんな大金をユナイテッドは出さないでしょう。
ヌーノ・メンデスはスポルティングの18歳の若手で、19歳以下では欧州最高の左SBと言われているようです。トップチームで7試合に出場していますが、ほとんがLMでの出場になっています。攻撃的なSBのようですね。
👿まとめ
正直今年の移籍の動きは読めません(笑)。例年とは違い、10月5日まで市場はオープンしています。しかし9月12日にはプレミアリーグは開幕します。チェルシーやシティが素早い移籍の動きで意中の選手を獲得している傍ら、ユナイテッドはサンチョに振り回され動きが取れなくなっています。時間はありますが、なるべく開幕までにスカッドを固めたいところです。
どのチームもコロナの影響を受けて経営状況は悪化していて、移籍にどれだけ資金を投入できるのか不透明です。ユナイテッドもサンチョに1億ユーロ以上使う事になると、そのほかのポジションの補強ができるのか怪しいですね。
今回は4つの補強ポイントを挙げました。今後は噂になっている選手を詳しく紹介していきたいと思ってます!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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