こんにちはMasaユナイテッドです。
今回は20-21シーズン夏の移籍情報、攻撃的MF編Part.2という事でユナイテッドへの移籍が噂される選手を3名紹介します。
攻撃的MF編Part.1はこちらをどうぞ

サンチョやグリーリッシュに関しては少し前の記事ですがこちらをどうぞ

以下項目です。
①キングスレイ・コマン
現所属:バイエルン
国籍:フランス
年齢:24歳
身長:179cm
利き足:右
市場価値:40M€
現契約:6/30/2023
1-1.移籍の動向
✅獲得の可能性…20%
✅獲得プライオリティー…中
✅獲得難易度…S
19-20シーズンのチャンピオンズリーグ決勝戦パリSGとの試合で、値千金の決勝ゴールを決めたキングスレイ・コマン。パリSGのユース出身で、ユベントス、バイエルンと強豪チームでプレーし続けるコマンに、ユナイテッド移籍が報道されたのは7月でした。
新シーズンバイエルンはマンチェスター・シティからリロイ・サネを獲得しています。サネもコマン同様、左ウィングの選手。ポジションが被るコマンの出場機会が減る可能性があります。
質の高いウィンガーの獲得を目指すユナイテッドはそこに目をつけ、バイエルンにコマンのローン移籍を打診したと報じられました(スカイスポーツ)。しかし、バイエルンに放出の意思はないようで上手くいかなかったようです。
確かにサネは獲得しましたが、その代わりペリシッチはローン元のインテルに戻っているので、ウィンガーの数自体は変わっていないんですよね。コマンも怪我の多い選手で、1シーズン通してコンスタントに出場できるかわからないタイプではありますが、才能は間違いないです。バイエルンがみすみす放出するとは考えにくいですね。サネと上手く併用するでしょう。
1-2.19-20シーズンスタッツ

出典:transfermarkt
✅38試合8ゴール7アシスト
1-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
ユベントス時代はトップを務める事も多かったコマンですが、バイエルン移籍後は左右のウィンガーとして定着しています。その特徴はなんと言ってもスピード。一瞬の加速で相手ディフェンダーを置き去りにします。もともとトップの選手だっただけにシュートセンスもありますが、アシストもコンスタントに出来る点も評価できます。
ドリブルテクニックも高く、相手の重心の逆を突き細かく方向転換しながら前進するドリブルはとてもリズミカルです。
逆にウィークポイントは右足しか使えない事。そしてクロス精度もイマイチな為、左サイドに置いてカットインからシュート、ラストパスというプレーの方が合っています。
②フェデリコ・キエーザ
現所属:フィオレンティーナ
国籍:イタリア
年齢:22歳
身長:180cm
利き足:右
市場価値:48M€
現契約:6/30/2022
2-1.移籍の動向
✅獲得の可能性…20%
✅獲得プライオリティー…中
✅獲得難易度…S
フィオレンティーナ所属のフェデリコ・キエーザも頻繁にユナイテッド移籍が報じられる選手の1人です。2月にはユナイテッドがスカウトを派遣したと報じられました(デイリーメール)。フィオレンティーナで主力としてプレーしていますが、インテルやユベントスももちろん獲得のチャンスを伺っています。
しかしネックになっているのは6000万ユーロと言われる高額な移籍金。その為、イタリアのクラブは獲得が難しくユナイテッドやチェルシーなどイングランドのクラブの方が獲得の可能性が高いと言われています。
本人は代理人を雇っておらず、移籍に否定的な発言をしていますが、フィオレンティーナの会長ロッコ・コミッソ氏は移籍に対してオープンな姿勢を見せています。「移籍したいのならキエーザの好きなようにできる」と言っています。つまり本人の意思が重要になりますね。
ユナイテッド移籍の確率は非常に低いと思います。イタリア人はなかなかイングランドに馴染めませんし、成功例も余りありません。本人にそこまでの野心は無さそうに見えます。
2-2.19-20シーズンスタッツ

出典:transfermarkt
✅38試合8ゴール7アシスト
2-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
右サイドを中心に左や2トップの一角もこなすキエーザ。細かなタッチのドリブルと爆発的な加速力が売りのアタッカーです。サイドを起点にドリブルやパスでチャンスメイクする能力に長け、一直線にゴールに向かって仕掛ける姿勢は好感が持てます。19-20シーズンはセリエAでチームトップの10ゴールを上げ、得点力にも磨きをかけました。右利きですが、左足も使えるのも評価されているポイントですね。
また守備の意識も高く、前線から積極的にプレスを掛けるのも特徴。チーム3位の658回のプレッシングを行っています。
ゴールもアシストも、そして守備もできる若手のアタッカーとあって評価が高いのは納得ですね。もしユナイテッドに獲得のチャンスがあれば是非狙ってほしいタレントですが、本人は大のパスタ好きらしいので移籍するとしてもイタリア国内でしょう(笑)。
Federico Chiesa 2020 – Amazing Skills & Goals | HD
③アンス・ファティ
現所属:バルセロナ
国籍:スペイン
年齢:17歳
身長:178cm
利き足:右
市場価値:50M€
現契約:6/30/2022
3-1.移籍の動向
✅獲得の可能性…10%
✅獲得プライオリティー…低い
✅獲得難易度…SSS
17歳の神童アンス・ファティ。19-20シーズンはラ・リーガに24試合出場し7ゴール1アシストを記録。バルサというスター軍団の中でも一目置かれる存在に。そんなファティに対してユナイテッドはこれまで2度オファーを送ったと報道されています。英紙「デイリー・エクスプレス」では1億5000万ユーロのオファーを断られたと書かれています。ファティは先日、1億7000万ユーロでの契約解除条項での2022年までの契約更新にサインしていますが、18歳になる10月にはさらに金額が上がる可能性があるようです。さらに同紙はユナイテッドが最大3億5000万ポンドのワールド・レコードの移籍金を払う準備があるとまで書いています...。
まずありえませんね(笑)。そんな金があるならさっさとサンチョ取ってこい!ってユナサポの皆さんは思うでしょう。この記事は大げさですが、オファーを出したのは事実の可能性があります。ただしこれは6月の時点での報道で、現在は状況が変わっているかもしれません。ちなみにバルサのバルトメウ会長は8月17日にファティは非売品だと強調しています。
ではファティの移籍は起こらないかというと、なんと17歳の時にウェスト・ハム移籍にほぼ合意していたことが明らかになっています。ロンドン行きを決めていたようですが、スペインのパスポートが準備できずに破談になったようです。
さらに8月にはこれまで代理人をメッシの兄弟であるロドリゴ氏が務めていたそうですが、敏腕代理人のジョルジュ・メンデス氏に変更したと「マルカ」紙が報じています。この事もバルサから移籍することの準備ではないかと言われています。
3-2.シーズンスタッツ

出典:transfermarkt
✅38試合8ゴール1アシスト
3-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
アンス・ファティの特徴はタッチの非常に細かいドリブルです。キレが半端ないです。方向を変える動きが速すぎです(笑)。左サイドでの出場が多いですが、攻撃的なポジションならどこでもできるようです。左サイドでボールを受けて、カットインから右足でシュートするのが得意なプレー。左足でもそこそこ強いシュートが打てます。シュート・パターンも多彩でセンタリングに合わせる技術も高いです。
周りの状況を冷静に見れていて、強引にドリブル突破を図ることは少なく、味方にパスを出したり、コンビネーションで崩していく判断も出来ているように見えますね。
まだまだ17歳ですし、フィジカルや守備面では未完成ですが、様々なプレーを高い次元でこなせるのは確かに神童と言えるかもしれません。ユナイテッドにも18歳の神童グリーンウッドがいますが、もし一緒にプレーするとなればワクワクが止まりませんね(笑)。可能性は限りなく低いですが、1サッカーファンとしてアンス・ファティの今後の活躍もチェックしていきたいと思います。
👿まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した3人はもしユナイテッド加入となれば、チームの競争力をアップできる逸材ばかりです。しかし現実的には移籍が起こる可能性はかなり低い選手達でもあります。
報道では、高額の移籍金が必要となるケースのほとんどにユナイテッドの名前が上がります。しかしサンチョの件を見るに、例年ほど補強資金があるようには見えません。そして多額の資金を使うのであれば、やはり第一ターゲットはサンチョでしょう。
まだ10月まで時間はあります。今後の動きに注目しましょう。メッシ?ないですね(笑)。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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