こんにちはMasaユナイテッドです。
今回は20-21シーズン夏の移籍情報CB編Part.2として、ユナイテッド移籍が噂される選手を3名紹介します。
CB編Part.1はこちら

攻撃的ミッドフィールダー編はこちら


以下項目です。
①ダヨ・ウパメカノ
現所属:RBライプツィヒ
国籍:フランス
年齢:21歳
身長:186cm
利き足:右
市場価値:45M€
現契約:6/30/2023
1-1.移籍の動向
✅獲得の可能性…50%
✅獲得プライオリティー…高
✅獲得難易度…S
19-20シーズンのチャンピオンズ・リーグで準決勝に進出したRBライプツィヒ。ブンデスリーガでも3位になるなど健闘しました。その守備の要としてチームの躍進を支えたダヨ・ウパメカノ。成長著しい21歳のCBには多くのビッグクラブが関心を寄せています。
当初、ウパメカノの契約は2021年までだったため今夏の移籍の可能性があり、ユナイテッドも獲得を狙うクラブの一つでした。ライプツィヒももちろんフリーで出て行かれるわけにはいかないので、契約を延長するか移籍するかをウパメカノに選択させたそうです。
その結果7月31日に2年契約を延長し、2023年6月30日までの新契約を締結。今夏の移籍はこれでなくなったかに思われました。しかし、ここにきてユナイテッドがウパメカノをCBの補強のトップターゲットとしており、今夏の獲得を目指していると「ESPN」が報じています。
2021年までの契約では、6000万ユーロのバイアウトが設定されていましたが、今回の新契約で来夏に有効となる4200万ユーロのバイアウトが設定されています。つまり来年まで待てば安くウパメカノを買える可能性があるのですが、争奪戦は必至。そこにスールシャールは目を付けたようで、多少多く払ってでも今夏に獲得を目指した方が、ライプツィヒも交渉に応じてくれる可能性があると踏んでいるようです。
ESPNの言っている「情報筋」がどこかはわかりませんが、今後の動きに要注目ですね。
1-2.19-20シーズンスタッツ

出典:transfermarkt
✅38試合0ゴール2アシスト
1-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
ライプツィヒでは3CBの右や、2CBの時は左右どちらもこなすウパメカノ。身体能力が高く、アグレッシブな守備が特徴のディフェンダーです。非常にスピードがあり、パス能力が高いのもストロング・ポイントです。
19-20シーズンのブンデスリーガではチーム最多の1966本のパスを施行し、1766本成功させています。さらにCBの選手にも関わらず、ファイナルサードへのパス本数がチームトップの163本を記録していることは特筆に値します。ドリブルでの持ち上がりも多く、運んで行って縦パスを送ることがこの本数に繋がっているようです。このビルドアップに貢献できるパス能力の高さが、スールシャール監督がウパメカノを欲しがる理由の1つではないでしょうか?
守備面に関しては、フィジカルの強さもさることながら、読みも鋭くカバーリングも得意でインテリジェンスの高さを感じさせます。しかし、相手を自由にさせないアグレッシブなディフェンスも多いため、チーム最多の8枚のイエローカードと1枚のレッドカードを貰っているのは改善の余地がある所ですね。
DAYOT UPAMECANO | Dominant Defender | Welcome To Manchester United? 2020 (HD)
②ブノワ・バディアシル
現所属:ASモナコ
国籍:フランス
年齢:19歳
身長:192cm
利き足:左
市場価値:20M€
現契約:6/30/2024
2-1.移籍の動向
✅獲得の可能性…50%
✅獲得プライオリティー…中
✅獲得難易度…S
若干19歳ながら、19-20シーズンのモナコで公式戦20試合に出場し、グリーンウッドと共にヨーロッパのゴールデンボーイにもノミネートされたブノワ・バディアシル。実はユナイテッドはかなり以前からバディアシルを追いかけているようです。最初は2017年、まだバディアシルが16歳の時、バル=ド=マルヌ国際トーナメントで彼をチェックし、そのプレー振りに感銘を受けオファーを送った事があるようです(ソース:L’Équipe)。
そして今夏の移籍市場で、左利きのCBを探しているスールシャール監督は再度バディアシルをピックアップ。8月下旬にフランスの「RMCSport」は、ユナイテッドがモナコに対して2500万ユーロのオファーを送ったと報じています。しかしそのオープニング・オファーは拒否されたと書かれています。
モナコの新監督に就任したニコ・コヴァチ監督はバディアシルを主力選手として売却を拒否しており、モナコのオーナーも2500万では低すぎると考えているようです。モナコとは以前、19歳のマルシャルを5000万ユーロで取引しており、バディアシルの価格も少なくとも4000万ユーロぐらいとしているようです。
信憑性はわかりませんが、4000万ユーロは出さないでしょうね(笑)。若手で言えばテデン・メンギもいます。いくらポテンシャルが高いとはいえ、初のプレミアでしかもユナイテッドでいきなりレギュラーを張るのは無理があるでしょう。CBはあくまでもマグワイアの相棒を探しているはず。逆に若手枠ならあまり高い金額は出さないはずです。
2-2.19-20シーズンスタッツ

✅20試合0ゴール0アシスト
2-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
主に左のCBでプレーするレフティのバディアシル。ストロング・ポイントはエアーバトルと高精度の左足のパス、長いリーチを活かしたディフェンスです。192cmの長身を活かした空中戦の勝率は67.1%でチームトップの数字。パス成功率は87%を記録しています。左足から繰り出すロングパスはなかなかの精度です。
リーチが長く、抜かれそうになっても後ろから足を出しボールを奪います。フィジカルの強さもあり、スタンディング・タックルも武器の一つです。
ウィークポイントはスピードですかね。スピード勝負に持ち込まれると苦しそうな印象を受けます。スピード不足をフィジカルで補っている感じです。
This Is Why Manchester United Want To Sign Benoit Badiashile 2020 (HD)
③ジョー・ロドン
現所属:スウォンジー・シティ
国籍:ウェールズ
年齢:22歳
身長:193cm
利き足:右
市場価値:2M€
現契約:6/30/2024
3-1.移籍の動向
www.manchestereveningnews.co.uk
✅獲得の可能性…40%
✅獲得プライオリティー…低
✅獲得難易度…B
スウォンジーのウェールズ代表CBのジョー・ロドン。5月にユナイテッドが関心を寄せていると報道されましたが、その背景にはダニエル・ジェームズ同様、代表監督でユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグスの助言があったようです。
そして8月にも、ユナイテッドがターゲットの1人としていると報じられています。22歳のCBは空中戦に強く、パスも出せるタイプでシティのジョン・ストーンズに例えられる逸材。そのシティも関心を示しているようです。
スールシャールが欲しい後ろからボールを出せる選手ではありますが、今はまだリストアップした段階でしょう。やはり優先的には即戦力のCBを欲しているはずです。ロドンはプレミアでも通用するという評価を受けていますが、果たしてトゥアンゼベやメンギを差し置いて獲得する必要があるのか吟味する必要がありますね。
また、スモーリングとジョーンズの売却がスムーズにいけば、その売却益でギャンブル的に獲得を目指す可能性はあるかもしれません。
3-2.19-20シーズンスタッツ

出典:transfermarkt
✅20試合0ゴール1アシスト
3-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
スウォンジーでは左CBでプレーするロドン。上背があり空中戦に強く、運ぶドリブルもできて、パスも出せるタイプのプレーヤーだそうです。パス成功率は81.9%。空中戦の勝率は90分当たり3.5回を記録。ブロックは1試合当たり1.1回。
タイプ的にはマグワイアと相性は良さそうです。しかし気になるのは19-20シーズン、足首の怪我で半分試合に出ていない事。今現在は新シーズンに向けてフィットネスを戻す事に専念しているようで、移籍のことを考える余裕はないかもしれません。
This Is Why Manchester United Want To Sign Joe Rodon 2020 | Elite Defending & Skills (HD)
👿まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した中で9月1日現実、最もホットな話題はウパメカノです。レッドブルグループから輩出されるタレントはハードワークができてクオリティや戦術理解も高い傾向にあります。ユナイテッドもそろそろ1人ぐらいチームに加えたいですね(笑)。
今後どのような動きになるかわかりませんが、ウパメカノを取れたら大きいです。
バディシアルとロドンもポテンシャルの高いCBですが、今シーズンは未来への布石よりは即戦力が欲しいです。しかしスモーリング、ジョーンズ、ロホの売却益で取れそうならアリかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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