こんにちはMasaユナイテッドです。
今回は20-21夏の移籍情報 左サイドバック編としてユナイテッド移籍が噂される選手を3名紹介します。
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以下項目です。
①セルヒオ・レギロン
現所属:レアル・マドリー
国籍:スペイン
年齢:23歳
身長:178cm
利き足:左
市場価値:25M€
現契約:6/30/2023
1-1.移籍の動向
✅獲得の可能性…70%
✅獲得プライオリティー…中
✅獲得難易度…A
ヨーロッパ・リーグ準決勝でユナイテッドを敗退に追い込み、決勝でインテルを倒し見事優勝したセビージャのメンバーの一人、セルヒオ・レギロン。セビージャへはレアル・マドリーからのローン移籍だったので、現在の所属はレアルです。
そのレアルではジダン監督の構想外になっており、今シーズンの移籍はほぼ確実の状態です。ジダン監督はマルセロとフェラン・メンディを優先していることと、レギロンは以前にジダン監督の息子、ルカ・ジダンとトラブルがあったようです(ソース:El Confidencial)。
当初は左サイドバックを補強ポイントにしていたチェルシー移籍が報道されましたが、チェルシーはレスターからチルウェルを獲得。8月終わり頃からユナイテッドの名前がレギロンの獲得候補に上がるようになりました。
SNS上で信憑性の高い移籍情報を発信するファブリッツィオ・ロマーノ氏がユナイテッドがレギロンに向かっていると発言してから報道は熱を帯びています。近いうちに交渉を開始する可能性があるようです。
ルーク・ショー、ブランドン・ウィリアムズ、フォス=メンサーという3人の左サイドバックを有し、ディオゴ・ダロトも入れたら4人いるポジションですが、スールシャール監督は満足できていないようですね。特にショーは怪我での離脱の多さがネックになっています。
加えて実際に対戦し、レギロンに対する評価は高いようで、レアル側もプレミアのチームに完全移籍で放出したい思惑があると言われています。移籍金は2500万ユーロほど。
ショー不在時の事を考えるとオプションとして確保しておきたいのはあると思います。問題は本人の意思ではないでしょうか?セビージャも再ローンできないか探っており、本人としては出場機会や環境的にセビージャの方が良いでしょうね。果たしてユナイテッドの事をどう思っているのか今はわかりません。ただその攻撃性能は確かに魅力。
ユナイテッドの他には、スパーズ、インテル、ユベントス、セビージャの名前も上がっています。
1-2.19-20シーズンスタッツ

出典:transfermarkt
✅38試合3ゴール5アシスト
1-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
レギロンのストロングポイントはスピードとタイミングの良い攻め上がり、左足の精度の高いキックの3点。ヨーロッパ・リーグのユナイテッド戦で先制点をアシストしたレギロン。素晴らしいインナーランから精度の高いクロスを上げましたが、あのプレーにレギロンの良さがよく現れていました。
スピードはレギロンの大きな武器。スペースへ大きく蹴り出してスプリントで相手を剥がすプレーが得意。さらに細かく方向を変えるドリブルも可能です。左足のテクニックは高く、サイドチェンジの大きなパスもできますし、クロスもハイ、ミドル、ローと様々な蹴り分けができます。
守備面に関しても安定していると評価されるレギロン。上がりのタイミングを計るのが上手いのは守備面の意識がしっかり出来ているからです。18-19シーズンのレアルでマルセロより評価されたのが守備面でした。セビージャで攻守に存在感のあるサイドバックに成長しましたね。
8歳から所属するレアルに思い入れも相当あると思いますが、ユナイテッドに来ればさらに成長できることは間違いないでしょう。
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②アレックス・テレス
現所属:FCポルト
国籍:ブラジル
年齢:27歳
身長:181cm
利き足:左
市場価値:40M€
現契約:6/30/2021
2-1.移籍の動向
✅獲得の可能性…60%
✅獲得プライオリティー…中
✅獲得難易度…A
19-20シーズンのポルトで31試合11G8Aをマークしヨーロッパでの評価が非常に高い攻撃的左サイドバックのアレックス・テレス。5月ごろには約3000万ユーロでパリSG行きも報道されましたが、ここに来てユナイテッドの名前も上がってきました。
9月7日のポルトガル紙『A Bola』が伝えるところによると、テレスの代理人が交渉の為にマンチェスターへ向かったとのこと。ちなみに『A Bola』はリンデロフやダロトのユナイテッド移籍を先んじて報じた過去があり、ポルトガル関連の移籍ではそこそこ信憑性の高い記事を出します。
移籍の背景には2021年でポルトとの契約が切れますが、契約延長を拒否していて今シーズンのステップアップを希望していることがあります。
ユナイテッドは1月にもアレックス・テレスへの関心が報道されており、リストアップはしている可能性があります。今回の報道では代理人側からの売り込み感が強いのかなぁと思いますが、プレースキックもできて、守備面でもフィジカルが強いテレスは確かに魅力的。即戦力としても計算できそうです。
今後の動きに要注目ですね。なおセビージャも獲得を狙っていると報道されています。
2-2.19-20シーズンスタッツ

出典:transfermarkt
✅49試合13ゴール12アシスト
2-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
アレックス・テレスはブラジル人らしい柔軟なテクニックを持ちながら、とてもパワフルなプレーが魅力の左サイドバックです。攻撃面では左足の精度が高く、セットプレーを任され、PKのキッカーも務めます。サイドバックながら19-20シーズンのリーグ戦ではチーム2位の11ゴールを上げています(内PK8点)。加えてロべカルばりの強烈なミドルシュートも打てます。さらにクロスは260本で圧倒的1位。アシストはチーム3位の8を記録しています。
守備に関してはインターセプトがチーム最多の56回。180cmとサイズもありフィジカル的にも強さを持っています。ファールが53回、イエローカードが9枚と両方共にチーム2位の数字なのが気になりますが、アグレッシブなプレーの表れでしょう。欧州屈指の左サイドバック。ユナイテッドに加入となれば大きな戦力になりそうですね。
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③ヌーノ・メンデス
現所属:スポルティングCP
国籍:ポルトガル
年齢:18歳
身長:184cm
利き足:左
市場価値:7M€
現契約:6/30/2025
3-1.移籍の動向
✅獲得の可能性…20%
✅獲得プライオリティー…低
✅獲得難易度…S
19-20シーズンのスポルティングでトップチーム・デビューを飾った18歳の左サイドバック、ヌーノ・メンデス。5月ごろにユナイテッドが関心を持っていると報じられましたが、その後6月にスポルティングとの契約を2025年まで延長しています。
それにも関わらず、ユナイテッド、リバプールは1000万ユーロほどの移籍金で獲得に乗り出していると言われています。しかし、契約延長時に4500万ユーロのバイアウト条項が設定されているようで、安売りはしてくれないでしょう。さらに本人も折角掴んだトップチームでの出場機会を不意にしてまで移籍するというのは現段階では考えていないと思います。
スポルティングの会長フレデリコ・バランダス氏に「19歳以下欧州最高の左サイドバック」とまで言わしめた才能を巡っては、将来ビッグクラブによる争奪戦が予想されます。しかしもう少し先の未来でしょう。
なおブルーノ・メンデスの代理人はブルーノ・フェルナンデスと同じミゲル・ピーニョ氏だそうです。その事もユナイテッドと関連付けられた要因の一つでしょう。
3-2.19-20シーズンスタッツ

出典:transfermarkt
✅26試合1ゴール3アシスト
3-3.プレースタイル

出典:SoFIFA
184cmと大柄で身体能力が高く、スピード、テクニックも高水準の左サイドバックという評価を受けています。トップチームで9試合にしか出ていませんが、クロスはチーム6位の33本、インターセプトは7位の19回を記録していて、攻守に存在感を示しているようです。
ポジションに関して見てみると、スポルティングはルベン・アモリム監督のもと3バックシステムを採用していて、その場合は左のウィングバックに入っています。また1試合だけ3CBの右でも出場しており、ポリバレント性もあるプレーヤーのようです。
実際にプレーするのを見ないと何とも言えませんが、もし本当にユナイテッドが興味を持っているならブルーノに意見を求めていることは想像に難くないですね。
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👿まとめ
いかがでしたか?
ショーとウィリアムズとフォス=メンサー、ダロトと枚数は揃っている上に、ショーというワールドクラスの実力を持つタレントを有しているだけに補強ポイントではないのでは?と思っていましたが、どうやら補強に向けた何らかの動きはしているようです。
まぁ確かに攻守の要であるショーが怪我で離脱となれば、著しくチーム力が下がるのは確か。ウィリアムズは良くやっていますが、やはり利き足の問題で左のスペシャリストをもう1枚加えたいというのが狙いでしょう。右SBもこなせるウィリアムズなので、出場機会もまずまずありそうではあります。
今回紹介した中では、レギロンかアレックス・テレスの獲得の可能性はそこそこあります(9月8日現在)。金額と年齢的にレギロンかなぁとは思いますが、テレスも魅力十分ですね。今後の動向に注目です!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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