こんにちはMasaユナイテッドです。
10月5日にクローズした2020夏の移籍市場。ユナイテッドは9月初めにアヤックスからファン・デ・ベークを3500万ポンドで獲得しました。
ファン・デ・ベークの移籍に関してはこちらの記事を参照下さい。

その後進捗のないまま移籍最終日を迎えましたが、最終日に一挙に4人の選手の獲得を発表しました。
今回はその4選手とアカデミーに新たに加入した2名の選手を紹介します。
以下項目です。
①エディンソン・カバーニ(Edinson Cavani)
生年月日:1987年2月14日(33歳)
国籍:ウルグアイ
身長:184cm
ポジション:CF,LWG,RWG
前所属:パリ・サンジェルマン
移籍金:フリートランスファー
契約:2021年6月30日
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パリSGを退団し、フリートランスファーでユナイテッドへ加入したエディンソン・カバーニ。1100万ユーロ+ボーナス200万ユーロの年俸と400万ユーロほどの手数料を支払うことでカバーニ側と合意に至ったと報じられています。契約期間は1年の延長オプション付きの1年契約になります。
33歳のウルグアイ代表ストライカーはこれまで、ナポリやパリで数多くのゴールを上げてきました。ナポリでは138試合104ゴール、パリでは301試合で200ゴールをマーク。Opta社のデータによれば、ヨーロッパの五大リーグの現役選手で、カバーニよりも多くのゴールを決めているのはリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2人しかいないそうです。
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250 – Since Edinson Cavani made his Palermo debut in March 2007, only Lionel Messi (432) and Cristiano Ronaldo (416) have scored more goals in Europe’s top five leagues than the Uruguayan (250). Devil. pic.twitter.com/l7jWdtXp2t
— OptaJoe (@OptaJoe) October 6, 2020
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ユナイテッドではマルシャル のバックアッパーとして、また2トップの一角としての役割が求められます。その豊富な経験を活かしてマルシャル 、ラッシュフォード、グリーンウッドに手本を示し、攻撃陣にエネルギーとパワー、崇高なメンタリティをもたらしてくれるはず。カバーニの加入はズラタン・イブラヒモビッチを彷彿とさせますね。
②アレックス・テレス(Alex Telles)
生年月日:1992年12月15日(27歳)
国籍:ブラジル
身長:181cm
ポジション:LB,LWB
前所属:FCポルト
移籍金:1500万ユーロ
契約:2024年6月30日
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ポルトからやってきた攻撃的左サイドバックのアレックス・テレス。移籍金について詳細は明かされていませんがイギリス「BBC」は、移籍金1500万ユーロ+ボーナス200万ユーロの最大1700万ユーロで合意に至ったと伝えています。契約は2024年6月30日までで、1年の延長オプション付きです。
ガラタサライやインテル、ポルトでプレーしてきたブラジリアンは欧州で非常に評価が高い左サイドバック。ポルトでは通算195試合で26ゴール57アシストをマーク。昨シーズンは49試合13ゴール12アシストとディフェンダーながら攻撃性能をいかんなく発揮しました(PK担当でした)。
ユナイテッドでは即戦力として、左サイドバックのポジションをルーク・ショーと争う事になります。プレミア初挑戦なので適応に手間取る可能性はありますが、27歳で国際経験豊富なテレス。そのパワフルなショットと高精度のクロスを武器にユナイテッドの左サイドの攻撃に厚みをもたらせてくれるでしょう。
③ファクンド・ペリストリ(Facundo Pellistri)
生年月日:2001年12月20日(18歳)
国籍:ウルグアイ
身長:174cm
ポジション:RWG,LWG
前所属:ペニャロール
移籍金:850万ユーロ(transfer marktのデータ)
契約:2025年6月30日
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ウルグアイのペニャロール(監督を務めていたのはユナイテッドOBのディエゴ・フォルラン)から加入したファクンド・ペリストリ。18歳のウィンガーでペニャロールでは10番を背負いました。ユナイテッドへは移籍金850万~1000万ユーロ(推定)、2025年6月30日までの5年契約で1年の延長オプション付きで入団となりました。
2019年に18歳にしてペニャロールのトップチームに昇格。公式戦37試合に出場し2ゴール4アシストを記録しています。スピードとドリブルスキルの高い右利きの選手で、アルゼンチンのレジェンド、ファン・ロマン・リケルメも大絶賛する期待の若手選手です。
スールシャール監督も
「クラブのスカウトがファクンドを何年も前から注視してきた。彼なら今後何年も素晴らしいタレントとして活躍できると確信している。イングランドの試合に慣れるまで少し時間はかかるだろうが、スピードと相手を打ち負かす力を備えた選手だ」
「ファクンドは、マンチェスター・ユナイテッドで成長する上で完璧な基礎の持ち主。技術も高く、ここでトッププレーヤーになれるメンタリティを備えている。これから彼のポテンシャルを発揮させられることを楽しみにしている」
ユナイテッド公式より引用
と期待を寄せます。
まずは生活環境やイングランドのフットボールに慣れる事が先決になりますが、背番号28を付けトップチーム登録されていることからも、ユナイテッドはある程度戦力として見ている事が伺えます。どんなプレーを見せてくれるのか楽しみですね。
④アマド・ディアロ(Amad Diallo)
生年月日:2002年7月11日(18歳)
国籍:コートジボワール
身長:173cm
ポジション:RWG,LWG
現所属:アタランタ*ユナイテッド加入は2021年1月
移籍金:2100万ユーロ(transfer marktのデータ)
契約:不明
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セリエAのアタランタでプレーするアマド・ディアロ。労働許可証の取得を経てユナイテッド加入が正式に決定する見通し。実際にユナイテッドに合流するのは来年1月になるとのことです。移籍金は公表されていませんが、移籍金2100万ユーロ+ボーナス2000万ユーロを支払うと報じているところもあります。
2016年からユナイテッドが注目していたコートジボワールの右ウィンガーは、19-20シーズン、17歳の時にセリエAデビューを果たしいきなりゴールを決めています。昨シーズンは3試合の出場に終わりましたが、イタリアで最も期待されている若手選手の1人で、その移籍金の高さからも期待の高さが伺えます。
1月まではイタリアでプレーする事になりますが、アタランタは昨シーズン3位、新シーズンは3節を終えて首位に立ち、CLにも出場する注目のチーム。ディアロの出場機会がどれほどあるかわかりませんが、アタランタのサッカーもチェックしてみたいですね。
最後にアカデミー加入選手を2人紹介します。これ以前の新加入選手7名はこちらの記事に書いていますので是非ご覧ください。

⑤チャーリー・マクニール(Charlie McNeill)
生年月日:2003年9月9日(17歳)
国籍:イングランド
身長:不明
ポジション:CF
前所属:マンチェスター・シティ・ユース
移籍金:80万ユーロ(transfer marktのデータ)
契約:不明
マンチェスター・シティのユースから加入した17歳のストライカー、チャーリー・マクニール。シティとの契約延長を拒否し、7月1日に退団していましたが、ユナイテッドが75万ポンドで契約に漕ぎつけました(7月1日時点では17歳になっていなかったため、シティと交渉する必要があったそうです)。この移籍金は潜在的に135万ポンドまで上がる可能性を秘めていると報じられています。
実はもともとマクニールはユナイテッド・ユース出身です。幼少期からユナイテッドに所属し、2014年にシティに12万ポンドで引き抜かれました。ユースレベルで600ゴールを上げたとされている神童は、シティよりもユナイテッドの方がトップチームでの出場機会があると判断し、移籍を決断しました。
ストライカーですが、下がって受けてタッチの細かいドリブルも多用し、サイドチェンジのロングパスも出せるタイプのFWのようです。身長はわかりませんでしたが、映像を見る限り上背があります。左右両足で鋭いシュートを放っており正に万能型のプレーヤーのように見えました。
U-18とU-23でのプレーからユナイテッドでの挑戦が始まりますが、アカデミー加入選手の中で移籍金の高さでは群を抜いているだけに大いに期待したいですね。
⑥ウィリー・カンブワラ(Willy Kambwala)
生年月日:2004年8月25日(16歳)
国籍:フランス
身長:192cm
ポジション:CB,DMF
前所属:ソショーU-19
移籍金:4万ユーロ(transfer marktのデータ)
契約:不明
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リーグ2のソショーU-19から加入したセンターバックのウィリー・カンブワラ。移籍最終日の10月5日に3.5万ポンドの移籍金で入団となりました。コンゴ民主共和国で生まれその後フランスに移住し、ティエリ・アンリやパトリス・エヴラが最初に所属したクラブとして知られているCOレ・ジュリスの下部組織に入団、5年半を過ごします。2018年7月にソショーに移籍。19-20シーズンは14歳にしてU-19に登録されます。
192cmの長身で最終ラインでハイボールを跳ね返し、強靭なフィジカルで相手FWの動きを封じ込めます。映像を見る限り、ボールを持つことに自信があるようで、プレスに来る相手に対しても慌てる素振りは見えませんでした。また守備的MFとしてもプレー可能なようです。フランスでも期待の若手選手として認識されており、ユナイテッドも将来的なマグワイアの後継者として育成していく方針のようです。
まずはU-18でのプレー振りを見てみたいですね。
👿まとめ
いかがでしたか?
今夏の移籍市場でトップターゲットだったサンチョの獲得に失敗。その他にもスールシャール監督が要望した、グリーリッシュ、ウパメカノ、アケを獲得できなかったと報じられています。
このように思うような補強ではなかったのは確かでしょう。ユナイテッドの移籍交渉能力の低さを改めて露呈した結果となりました。
ちなみに、今夏の移籍市場で費やした資金は、ユナイテッドは5440万ポンドでビッグ6の中では最低の額でした(おそらくディアロの分は入ってません)。
今夏プレミア勢の移籍金総額は1700億円!チェルシーが310億円で断トツ…一方でゼロのクラブとは? | Goal.com
しかし、最終日に獲得した選手たちもポテンシャルは十分。特にベテラン、カバーニは新7番として大いに期待したいです。
18歳の2人のウィンガーも非常に楽しみ。ペリストリはCLの登録メンバーにも入りました。早い段階でプレーが見られるかもしれません。
アカデミーは合計9名の選手が加入しましたが、ポテンシャルの高い逸材ばかり。是非今回紹介したチャーリー・マクニールも覚えておいて下さい。3~5年後、トップレベルで頭角を現すはずです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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