【20-21選手名鑑】アレックス・テレス No.27【マンチェスター・ユナイテッド】

Embed from Getty Images

こんにちはMasaユナイテッドです。

今回はユナイテッドのNo.27 セットプレーは俺に任せろ!

アレックス・テレスを紹介します!

以下項目です。

①プロフィール

選手名:アレックス・ニコラオ・テレス
生年月日:1992年2月14日
国籍:ブラジル/イタリア
身長:181cm
ポジション:LB,LWB
背番号:27
チームキャリア:ECジュベントゥージ(2007~)→グレミオ(2012~)→ガラタサライ(2014~)→インテル(15-16*ローン)→ポルト(16-17~)→ユナイテッド(20-21~)
利き足:左
契約終了年:2024年6月30日

Embed from Getty Images

ブラジル、リオグランデ・ド・スル州カシアス・ド・スルで生まれたアレックス・ニコラオ・テレス。テレスがサッカーを本格的に始めたのは遅く、2007年15歳の時でした。地元のクラブECジュベントゥージのユースチームに加入します。それまではストリート・サッカーで数年間腕を磨いていたそうです。2011年にジュベントゥージのトップチームに昇格。当時4部だったジュベントゥージでしたが、テレスはデビュー後すぐに注目を浴び、2012年には1部のグレミオに移籍します。

グレミオでベスト・イレブンのレフトバック部門賞を受賞した後、2014年にトルコのガラタサライに移籍します。ガラタサライで1年半プレーし、トルコカップ2回とトルコ・スーパーカップ1回、14-15シーズンのリーグ優勝を勝ち取りました。15-16シーズンにはガラタサライで師事を受けたロベルト・マンチーニ監督に呼ばれる形でインテルへローン移籍します。インテル時代に長友選手とポジション争いを繰り広げたのは有名なエピソードですね。

16-17シーズンには650万ユーロでFCポルトに移籍します。ポルト移籍で持ち前の攻撃力が開花。16-17シーズンにはリーグ戦32試合1G8Aを記録。17-18シーズンは30試合3G14Aと高精度のクロスを武器にチームのリーグ優勝に貢献します。19-20シーズンはテレスのハイライト・シーズン。PKキッカーに任命されたこともあり31試合11G8Aをマークしリーグ優勝を果たしました。

そして2020年10月5日、ユナイテッドへ移籍金推定1500万ユーロで移籍します。背番号は27番を付けることが決定しています。

Embed from Getty Images

②プレースタイル

2-1.ストロング・ポイント

Embed from Getty Images

テレスのストロング・ポイントはセットプレーでのキック精度クロスインターセプトです。ポルトでキッカーを担当していたこともあり、その多くの得点関与はコーナーキックやフリーキック、PKなどセットプレーからです。19-20シーズンのリーグ戦の11ゴールの内8ゴールはPKです。また、クロスの頻度が圧倒的に多く、リーグ戦では260本放っています(精度は27% ショーは24本で精度24%)。左足から放たれるクロスはカーブを描いてピンポイントでストライカーに届きます。アーリークロスも、深くえぐってからのクロスも今のユナイテッドの誰よりも精度は高いでしょう。

守備面ではインターセプトに秀出ている事がスタッツに表れています。19-20シーズンのリーグ戦では56回のインターセプトをマーク。チームトップの数字です(ユナイテッドのトップはワン=ビサカ35回)。決して対人守備は得意ではないですが、読みで守備面の貢献をしています。

ロべカルばりのロングシュートを打てることもあり、攻撃的SBと表現されますが、ガンガン上がっていくタイプではないです。しかし常に得点に直結するプレーを意識しているという意味で攻撃的だと言えます。

2-2.ウィーク・ポイント

Embed from Getty Images

テレスのウィーク・ポイントは守備面です。特に対人守備とポジショニングは危ういシーンもありますね。ユナイテッドファンの間でも3バックにして左のWBでテレスを使った方が良いというアイデアも見られます。

ポルトの攻撃は右サイドに寄っていて、右サイドバックのジェズス・コロナが積極的に上がるのに対して、テレスは上がりを控えています。しかし、ドリブルで仕掛けてくる相手ウィンガーに対してタックルを仕掛ける意識は低く、攻撃を遅らせたり、パスをインターセプトすることをディフェンシブ・プレーの第一選択にしている印象です。

ネガティブ・トランジッションの場面でも寄せる、もしくは撤退する、の判断が中途半端なシーンも見られ、この辺りの守備意識は改善する必要がありそうです。

2-3.課題

プレミア初挑戦ということもあり、まずはプレミアのプレースピード、インテンシティに慣れる必要があります。しかし27歳という年齢と、トルコ、イタリア、ポルトガルと渡り歩いてきたテレスは即戦力として期待されています。まずはもらった出場時間の中で自身の長所であるキック精度をアピールしていきたいですね。そしてルーク・ショーとのポジション争いに挑むことになります。

懸案は、ユナイテッドはポルトと正反対に左サイドに攻撃が寄っているという事です。右サイドから前進するポルトでは、比較的左のテレスはプレッシャーの少ない環境でボールを持てています。しかし、ユナイテッドではそもそもビルドアップから左に寄っているので、対戦相手もユナイテッドの左サイドに寄っています。このような密集地帯で持ち前のクロスを放てるか、まずはそこにも注目したいと思います。

③エピソード

・テレスの育ったカシアス・ド・スルは19世紀イタリア人移民によってつくられた工業都市で、テレスの曽祖父母はイタリア人です。そのため、イタリア国籍も持っており2016年10月にはアズーリに呼ばれる可能性がありました。テレスはこの呼びかけを「歓迎する」と話し、自分自身を「イタリア人だと感じている」と述べています。しかし最終的には、2019年3月になってようやくブラジル代表に招集され代表デビューを飾っています。

[http://

この投稿をInstagramで見る

🙏🏽⚽️🇧🇷 Pra cima Brasil 💚💛

alextelles13(@alextelles13)がシェアした投稿 –


:embed:cite]

・テレスは音楽が大好き。インスタにはピアノやギターを演奏したり、歌を歌ったりしている姿を投稿しています。サッカー選手になっていなかったらミュージシャンになっていたでしょうね。

[http://

この投稿をInstagramで見る

🎸🎼👌🏽

alextelles13(@alextelles13)がシェアした投稿 –


:embed:cite]

・ユナイテッド移籍に際してテレスは、ポルト時代にチームメイトだったダロトや、ポルトガルでマッチアップしたブルーノ・フェルナンデスに連絡を取ったそうです。ダロトは「幸運を祈る」とメッセージを送り、ブルーノは「みんな歓迎してくれる」と語ったそうです。逆に同じブラジル人のフレッジとは親交ないのですかね(笑)?

・テレスの武器はセットプレーでのフリーキックやコーナーキック、PKです。18-19シーズンと19-20シーズンのリーグとヨーロッパの大会で、39得点に関与しているテレスですが、オープンプレーからの関与は10ゴール(5ゴール5アシスト)だけです。ある意味ポルトのリーグ優勝はテレスのセットプレーでの左足のお陰だとも言えますね(笑)。

・テレスも慈善活動に従事しています。彼は2018年に地元のカシアス・ド・スルでOs Maiores Pequenos Heroisプロジェクトという癌と戦うための資金調達を目的とした慈善活動の大使に任命されています。その数年前には小児がん患者と交流も持っています。

[http://


:embed:cite]

・テレスはプリシラ・ミヌッゾさんと2018年6月6日に結婚しています。2人は2012年ごろ、ブラジルで知り合い交際をスタートさせました。結婚式では有名なヴァイオリニストのジョアン・ペドロ・グレゴルが彼らのために演奏し、テレスが歌を歌いミヌッゾさんに捧げたそうです。また彼女は貧しい家庭の子供やティーンエイジャー、若者が社会に溶け込むのを、ブレイクダンス、グラフィティなどを通して助ける慈善団体、Fluência Hip Hop Houseの共同経営者を務めています。

[http://

この投稿をInstagramで見る

Sonhos depositados, planos em construção e a certeza da felicidade, isso eu já tenho! 💙 #felizes #realizados #amor

alextelles13(@alextelles13)がシェアした投稿 –


:embed:cite]

が好き。2匹飼っています。犬好き・・・ピアノが弾ける・・・アレックス・・・アレクシス・・・うっ・・・頭痛が・・・。

👿まとめ

いかがでしたか?

キャリアのスタートが遅く、ブラジル代表に招集されたのも2019年になってから。ヨーロッパでもっとも過小評価されている左サイドバックと言われるアレックス・テレスですが、ユナイテッドでの期待はかなり大きいです。ショーは確かに攻守のバランスに優れた素晴らしい左サイドバックですが、攻撃面での貢献に物足りなさがあります。

テレスの高精度のクロスやプレースキックは今までのユナイテッドにはなかった武器になる可能性を秘めています。特にストライカーにカバーニを獲得したことでよりテレスのクロス精度が活きるスカッドになったと言えます。

これまでもユナイテッドの左サイドはストロング・ポイントでしたが、アレックス・テレスがさらに一段階レベルを上げてくれることを期待しましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

マンチェスター・ユナイテッド大学インスタグラム始めました!

是非是非フォローお願いします!

[http://

この投稿をInstagramで見る

【2020夏の移籍情報】ユナイテッドへようこそ!新加入選手まとめ【マンチェスター・ユナイテッド】 10月5日にクローズした夏の移籍市場。ユナイテッドは一挙に4名の選手の獲得を発表しました。 パリSGを退団後、フリーとなっていたウルグアイ代表ストライカー、エディンソン・カバーニ @cavaniofficial21 ポルトからは攻撃的左サイドバックのアレックス・テレス @alextelles13 さらに18歳のウィンガーを2人獲得しています。 @amaddiallo79 @facu_pellistri 楽しみな新加入選手達を6名まとめて紹介します💁‍♂️ 詳しくはブログ 【マンチェスター・ユナイテッド大学】をご覧下さい💁‍♂️ @manchester_united_daigaku #マンチェスターユナイテッド #サッカー #プレミアリーグ #プレミアリーグ好きな人と繋がりたい #ブログ更新 #mufc

Masa United(@manchester_united_daigaku)がシェアした投稿 –


:embed:cite]

コメント

タイトルとURLをコピーしました