【20-21PL第9節】マンチェスター・ユナイテッドvsウェストブロム 勝利の立役者4人

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こんにちはMasaユナイテッドです。

プレミアリーグ第9節 ホームで昇格組のウェストブロムウィッチ・アルビオン(バギーズ)と対戦したユナイテッド。試合は後半、マタのクロスがエリア内のファーロングの手に当たりハンドの判定。このPKをブルーノが蹴りますが、元ユナイテッドGKジョンストンがセーブします。しかし、蹴る前にキーパーがラインから出ていたと判定されPKのやり直しに。これをブルーノがしっかり決めてユナイテッドが先制します。その後、幾度となくチャンスを作ったユナイテッドですが試合はそのまま1-0で終了。ユナイテッドがホームで今季初勝利を上げました。

試合の詳細はユナイテッド公式をご覧ください。

www.manutd.com

今回はこの試合の勝利の立役者4人を取り上げます!

以下項目です。

👿ラインナップ

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ユナイテッドvsWBA ラインナップ

ベンチメンバー
ユナイテッド:ヘンダーソン、トゥアンゼベ、ウィリアムズ、ファンデベーク、マクトミネイ、ジェームズ、カバーニ
ウェストブロム:ブットン、オシェイ、フィリップス、クロヴィノビッチ、ハーパー、ロビンソン、ロブソン=カヌ

①ブルーノ・フェルナンデス

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前節エバートン戦でも素晴らしいパフォーマンスを見せたブルーノ。インターナショナル・マッチウィークを挟んだ今節も孤軍奮闘のパフォーマンスを見せました。ユナイテッドのほとんどの攻撃はブルーノ経由で行われ、チームの中心として存在感も絶大でした。

チャンスクリエイト6回、アタッキングサードでのパスは最多の42本(成功29本)を記録。そしてPKによるゴールをマークしました。今節のブルーノは特にラストパスの精度がとても高かったですね。よく味方の動きとスペースが見えていて、決定的なパスをフォワード陣に送っていました。またロングボールやクロスの精度もこの試合は高かったです。ロングボールは9本中8本成功。クロスは5本中3本を味方に届けています。

今シーズンのブルーノのプレミアリーグにおけるキーパスの合計は26本ですが、これはデ・ブルイネの24本を上回りトップの数字です。またビッグチャンスクリエイトもケイン(9回)グリーリッシュ(7回)に次ぐ5回を記録し3位の成績です。

バギーズ戦も決してチームのパフォーマンスが良かったわけではありませんが、ブルーノだけは素晴らしいパフォーマンスでした。スコールズが言っていましたが、ブルーノがいなければどうなっていたかわからない試合でしたね。

②アレックス・テレス

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ショーの負傷離脱を受けて、プレミア初先発のチャンスを得たアレックス・テレス。コロナの陽性反応からの復帰とあって、コンディション的にも不安がありましたが90分フル出場を果たしました。

自慢の左足のクロスは、7本放って1本も味方に合いませんでしたが、バギーズが前に出てこなかったこともあって終始高い位置をキープ。左サイドの幅を取ってバギーズの最終ラインを広げる仕事をこなしました。ディフェンス面に若干の不安のあるテレスでしたが、インターセプトは最多の3回を記録。ボールリカバリーはチーム最多の11回空中戦も5回中5回に勝利と守備面でも堅実なパフォーマンスを見せましたね。

高いキック精度を存分に発揮するには至りませんでしたが、ショーとは違った攻め上がりの積極性や、2回ほどあったセットプレーでのダイレクトシュートなど新鮮な動きで今後に期待の持てるパフォーマンスだったと思います。とても集中したパフォーマンスでした。

③ダビド・デ・ヘア

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不安定なパフォーマンスで批判される事もあるデ・ヘアですが、この試合は2回のビッグセーブでクリーンシートに貢献。まだまだヘンダーソンに守護神の座を譲る気はない事を改めて示しました。

カーラン・グラントのシュートを指先で、コナー・タウンゼントのシュートを足で阻止したデ・ヘア。セービングもさることながら、この試合ではボックスの外へ出てクリアするシーンもありました。デ・ヘアにしてはかなり珍しいシーンでしたが、カウンターで裏へ抜けられる場面だったのでナイスな判断だったと思います。

マグワイアもリンデロフも深い位置でのディフェンスは堅いですが、スピード勝負を苦手としています。この試合も危ない場面がありましたが、最終的に無失点で終えられたのはデ・ヘアの貢献も大きかったですね。

④フレッジ

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代表に招集されなかったフレッジは休養十分。この試合もいつも通り、豊富な運動量で攻守に貢献しました。84分にマクトミネイと交代。ミッドウィークのバシャクシェヒル戦に備えて少し早めに切り上げています。

パス成功率は相変わらず高い91.8%を記録。ロングパスも8本中7本成功させています。ボールリカバリーはテレスと共にチーム最多の11回タックルも最多の8回を記録。今節も安定したディフェンス面でのパフォーマンスを見せました。

ブルーノとの相性も良い事もプラスに働き、最近ではスタメンを勝ち取った感のあるフレッジ。出場する試合のパフォーマンスが安定していて、ハードワークできるフレッジは正にチームの心臓ですね。

👿まとめ

代表戦から戻った選手たちの調整は難しかったと思いますし、決して良いパフォーマンスではなかったですが、やっとホームで勝ち点3を得られた事は収穫です。

しかし、今回取り上げた4人は良い仕事をしたと思いますが、あれだけチャンスを作りながら結果的にブルーノのPKの1点だけというのはいただけません。

フォワード陣の決定力不足は深刻で『Squawka』によると、ユナイテッドのFW陣は今シーズン放ったシュートのうち、わずか7.7%しかゴールに結び付けられていないとのこと。この数字は、プレミアリーグ全チームの中でワースト記録。FW陣でゴールを挙げているのがラッシュフォードの2点とカバーニの1点だけ(プレミアリーグ)というのは深刻です。

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先述したようにチャンスクリエイトの数字の高いブルーノが、僅かに3アシストしか付いていないのはFW陣が決めるべきシュートを決めていない為です。今節もユナイテッドのゴール期待値は2.43でした。ラッシュフォード、マルシャル、カバーニにそれぞれ決定機があり、少なくとも2点は取っていないといけなかったということです。

勝ち点3は得たけれど、深刻な決定力不足を露呈した試合となりました。

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ユナイテッドvsWBA スタッツ
出典:プレミアリーグ公式
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試合結果
出典:ユナイテッド公式

ともあれこの結果ユナイテッドは10位に浮上。気づけばお隣さんより上の順位です(笑)。

CLバシャクシェヒル戦を挟んでプレミアリーグ第10節は、セント・メリーズ・スタジアムでのサウサンプトン戦 11月29日(日)23:00キックオフ。5位と好位置に着けるセインツと対戦です!カモン!ユナイテッド!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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