【21-22プレシーズンマッチ第3戦】マンチェスター・ユナイテッドvsブレントフォード Goodパフォーマンス4人

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こんにちはMasaユナイテッドです。

プレシーズンマッチ第3戦は、ホーム、オールド・トラッフォードで今シーズンチャンピオンシップから昇格してきたブレントフォードと対戦しました。試合は12分にワン=ビサカ のクロスにエランガがボレーで合わせてユナイテッドが先制します。しかし、ブレントフォードも20分にコーナーの流れからバプティストが決めて同点に。後半に入り50分にペレイラのスーパーゴールが決まり2-1と突き放します。両チーム共に選手を入れ替えた78分にブレントフォードはムベウモが決めて再び同点になります。試合はそのまま2-2のドローで終了。3万人のファンが集まったシアター・オブ・ドリームズで勝利を挙げることができませんでした。

*ハイライトはこちら

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今回はこの試合でグッドパーフォーマンスを見せた4選手を取り上げます!

以下項目です。

 👿ラインナップ

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21-22PSM ユナイテッドvsブレントフォード ラインナップ

ベンチメンバー
ユナイテッド:コバール、グラント、フィッシュ、ガルブレイス、ダロト46’ ガーナー63’ レヴィット、ジェームズ63’、ハンイバル76’、ペリストリ63’、ファン・デ・ベーク76’ ショレティレ76’、ヒューギル
ブレントフォード:グンナルソン、ソーレンセン63’、ラチッチ77’、スティーブンス76’、ゴードン77’、パート=ハリス76’、バレンシア76’、オニェカ63’、フォルス76’、ムベウモ63’ デルヴィソグル76’

①アンソニー・エランガ

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前回のQPR戦に続きゴールを挙げたエランガ。ブレントフォード戦はトップでの起用となりました。12分にワン=ビサカのクロスに合わせて鮮やかなダイレクトボレーを決めています。試合開始から積極的にハイプレスを仕掛けチームに勢いを与えていました。非常にエネルギーがあり、ウィング、トップ、サイドバックと様々なポジションでプレーできるエランガをスールシャール監督も称賛。今シーズン、ローン移籍せずにファーストチームに残る可能性を示唆しています。

ゴール・・・1 
チャンスクリエイト・・・1 
パス成功率・・・92% 
ファイナルサードパス・・・7/8 
ボールタッチ・・・20

プレシーズン3戦目で、トップチームの中でも自信を持ってプレーできるようになってきましたね。学習能力が高いですし、持ち前の決定力も発揮しています。監督が頭を悩ませるほど、エランガのパフォーマンスが予想以上に良いという事ですが、このプレシーズン3試合で最もアピールできている若手選手でしょう。

②アンドレアス・ペレイラ

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まだ今シーズン始まっていないにも関わらず、早くも今シーズンのベストゴール賞が決定しました(笑)。そのぐらい素晴らしいゴラッソとなった50分のペレイラのゴール。プレシーズン男がまた見せてくれました。ブレントフォード戦のペレイラは素晴らしいパフォーマンスを披露。運動量が多く、ビルドアップから崩しへの関与までボックス・トゥ・ボックスの役割をこなし、散らしのパス、鋭い縦パス、プレス回避のいなしのパスと多彩なパスでゲームをコントロールしました。

ゴール・・・1 
パス成功率・・・88%(49/56) 
ボールタッチ・・・62 
ファイナルサードパス・・・9/14 
ボールリカバリー・・・8

プレシーズン初戦のダービー戦ではまだ動きが重かったですが、QPR戦からコンディションが上がってきました。プレーの判断も良く、ボールコントロールもあまり乱れませんし、良く周りの状況も見えています。今シーズン放出候補筆頭と思われていましたが、ひょっとすると・・・と思わせるパフォーマンスを見せています。ただペレイラの場合、プレシーズンにコンディションピークを持ってくることもしばしばあり(笑)、シーズンが始まると低空飛行というケースもあります。

適切なオファーが来れば放出される可能性はありますが、ブレントフォード戦は若手も多い中で頼りになるパフォーマンスでしたね。とにかく痺れるゴールでした。まだ見ていない方は是非チェックしてください!

*上のハイライト動画1分25秒ぐらいです!

③ネマニャ・マティッチ

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ブレントフォード戦もキャプテンマークを巻いての出場となったマティッチ。マティッチもペレイラ同様に、中盤で存在感のあるパフォーマンスを披露。プレシーズンでのマティッチは深い位置に留まることが多く、ビルドアップ時のCB間に落ちる動きも頻度を増しています。ビルドアップ時の中盤3人のポジションチェンジは、これまでのサイド一辺倒だったビルドアップを改善する試みのように見えます。詳しくは、後日まとめたいと思ってますが、この中盤の動きがプレシーズンマッチのスムーズなビルドアップに繋がっている一つの要因だと思います。

そしてマティッチの散らしのパス、時折見せる持ち上がりのドリブル、インテンシティの高い守備はブレントフォード戦でも効果的でした。QPR戦もブレントフォード戦も、マティッチがいなくなってから失点しているのは偶然ではないかもしれませんね。

ボールタッチ・・・102 
パス成功率・・・93%(82/88) 
ファイナルサードパス・・・15/19 
タックル・・・2/2 
シュートブロック・・・2

先日、マティッチにも移籍報道が出ました。もしユナイテッドが中盤の選手を獲得するなら、マティッチは移籍を希望するというものでしたが、ちょっと今のところは考えにくいですね。マティッチもマタ同様に、将来的なコーチングスタッフとしての地位も視野に入っていますし、マティッチのユナイテッド愛は相当なものです。もし、本格的に4-3-3システムを取り入れるのであれば、尚のことマティッチは必要です。

④アーロン・ワン=ビサカ

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ブレントフォード戦、エランガの先制ゴールをアシスト。プレシーズン3戦目にして主力では唯一90分フル出場となりました。特に前半は積極的にオーバーラップし、グリーンウッドとのコンビネーションで攻撃に関与。ハーフスペースに入り込むシーンも何度かあり、徐々に本来の動きを取り戻しつつあることが伺えます。見せ場を多く作ったわけではないのですが、ブレントフォード戦はウィングがグリーンウッドだったことで、より攻撃参加しやすかったと思います。やはり、前が若手だと守備面のカバーの意識が強くなりますね。

アシスト・・・1 
ボールタッチ・・・61 
パス成功率・・・81%(33/41)
ファイナルサードパス・・・11/12 
ボールリカバリー・・・5

とはいえ、まだまだ万全のコンディションとは言えません。タックルの精度も甘いですし、動きはまだ若干重め。開幕に向けて徐々に取り戻してくれれば良いですが、ワン=ビサカはプレーすればするほど調子が上がっていくタイプなんでしょうね。と考えると、ワン=ビサカの場合ローテーションし過ぎると逆にコンディションが落ちるかもしれませんね...。トリッピアーで良いいのかな?

👿まとめ

今シーズン、74年振りにトップリーグで戦う昇格チームのブレントフォード相手に勝ち切ることができなかったのはモヤモヤが残りますが、シニア組のコンディションが上がってきている事は朗報です。主力組が戻ってくれば状況は変わりますが、これまでのプレシーズンマッチ、リンガード、ペレイラ、マティッチのパフォーマンスには一定の評価ができそうですね。あと、新加入のゴールキーパー、ヒートンも安定したパフォーマンスを見せていると思います。地味なんですが、ビルドアップのミスがほとんどなく、安定したチームの組み立てに一役買っています。ヒートンの存在が若いCB2人に落ち着きを与えている面もありそうです。

今週初めにチームに合流したダロトとファン・デ・ベークの2人も出場機会が与えられました。しかし、2人ともコンディションは全然でしたね...。ダロトは失点の原因となりましたが、後半頭にピッチに立ったときからボールが足に付かず、身体も重そうでとても試合に出るコンディションには見えませんでした。運動量はそこそこあり、オーバーラップの回数も多かったのですが、本格的に動けるのは次戦以降でしょう。

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ファン・デ・ベークは76分にピッチに立ち、キャプテンマークを巻きました。スールシャール監督の「今シーズンこそ期待してるぞ!」のメッセージであり、多くのサポーターもファン・デ・ベークの活躍を期待しています。マクトミネイが恐らく怪我。ポグバもフレッジも合流が遅いので、開幕スタメンの可能性も充分にありますね。

*スタッツはこちら

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ユナイテッドvsブレントフォード 試合結果

7月31日に予定されていたプレストン・ノースエンドとのフレンドリーマッチは、ユナイテッドの選手、スタッフにコロナ陽性の疑いが出たためキャンセルとなりました。これによりプレシーズンマッチも残り1試合(エバートン戦)になり、若手のアピールタイムもそろそろ終了です。これから開幕に向けてフィットネスと戦術、連携面を強化していく必要があります。エバートン戦まで時間ができたので、この辺りの調整に注力したいですね。

プレシーズンマッチ最終戦は、オールド・トラッフォードでのエバートン戦。8月7日(土)20:45キックオフ!ヴァランの出場はあるか!?カモン!ユナイテッド!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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