【21-22シーズン開幕特別コラム】マンチェスター・ユナイテッドを応援する4つの理由【ユナサポの作り方】

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こんにちは(はじめまして)Masaユナイテッドです。

21-22シーズンが開幕しました!新シーズンの幕開けとあって、新たに欧州サッカーに興味をもった方もいらっしゃるかもしれません。

どのクラブを応援するか迷っている方

応援するチームを変えようと思っている方

マンチェスター・ユナイテッドに興味がある方

今回はそんな方の為に、マンチェスター・ユナイテッドの魅力、そして応援する理由を4つに絞ってコラムにしました。少しでも参考になれば幸いです!

*いつも読んで下さっている方も、よろしければ読んで頂き、「良い記事」と思っていただけたら拡散にご協力お願いします。また、過去記事もいくつかリンクしていますので、こちらもまだ読んだことがなければ是非!

以下項目です。

①世界的メガクラブ

ユナイテッドを応援する理由1つ目は、ユナイテッドが世界的なメガクラブであるということ。

マンチェスターユナイテッドはイングランド、マンチェスターに本拠地を置くフットボールクラブで1878年に設立されました。総タイトル数は58で、1992年に発足したプレミアリーグになってからはリーグ制覇13回。チャンピオンズリーグ2回(チャンピオンズカップ1回)など無類の強さを誇ってきました。中でも2012-13シーズンまで27年間指揮を取ったサー・アレックス・ファーガソン監督はチームを常勝軍団に導き、この期間にマンチェスター・ユナイテッドは世界的なクラブへと変貌を遂げました。

ファン、サポーターは全世界に約11億人(総地球人口の8人に1人!)といわれ、レアル・マドリーやバルセロナと並ぶ人気を誇る正真正銘のメガクラブです。主な過去の在籍選手はエリック・カントナデイビッド・ベッカム、ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、そして現監督であるスールシャールもクラブOBです。クリスティアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニーなどの在籍期間にユナイテッドは最強スカッドを築いており(07-08)、この時にユナイテッドファンになった人も多いですね。有名選手が多数在籍し、勝者の歴史を持つメガクラブ。それがマンチェスターユナイテッドです。

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ユナイテッドのようなビッグクラブを応援するメリットの一つに、情報量の多さがあります。欧州サッカークラブを応援するにあたって、試合を見て楽しむのはもちろんのこと、情報を楽しむという方法もお勧めです。特にユナイテッドのニュースは世界中で毎日報じられており、一日中ネットに張り付いていても処理し切れないほどの情報量があります。その最たる例が移籍情報です。毎年夏と冬に行われる移籍市場は欧州サッカーの楽しみの一つです。様々な移籍の噂に一喜一憂するのですが、ユナイテッドは1回の移籍期間に興味を示す選手の数が尋常ではありません(笑)。移籍情報だけでも十分に楽しめるぐらいですが、ユナイテッドの色々な情報に触れてユナイテッドについて知れば知るほど、どんどん好きになっていくでしょう。これもメガクラブならではだと思います。

最初はどこで情報を入手するかわからないと思いますので、よかったらこちらの記事を参考にして下さい。

【マンチェスター・ユナイテッド】おすすめ情報サイト5選
おすすめのユナイテッド(海外サッカー)の情報サイト5つをご紹介!

そして合わせて当ブログを愛読頂けると、より深くユナイテッドについて知れると思います(笑)。

ツイッターも重要な情報源です。私もやっていますが、ツイッター界隈のユナサポの皆さんは本当に豊富な知識を持った方が多いです。是非こちらもチェックしてみて下さい。

*私のツイッターアカウントはこちら

Masaユナイテッド (@MasachesterUTD) | Twitter

②ワールドクラスが多数在籍

2つ目はワールドクラスの選手が多数在籍している事。

これはどのビッグクラブでも同じなのですが、ユナイテッドに所属する選手達もほとんどが各国の代表選手です。ポルトガル代表のブルーノ・フェルナンデスやフランス代表のポール・ポグバ、イングランド代表のマーカス・ラッシュフォードなどは特に有名ですが、各ポジションに代表選手が揃っており、その多くは代表でも中心的な役割を担っています。

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ゴールキーパーにはスペイン代表のデ・ヘアとイングランド代表のヘンダーソンを置き、バックラインはキャプテンのマグワイアを中心に、欧州屈指の左SBとなったショーとタックルの申し子ワン=ビサカ が脇を固めます。CBにはスウェーデン代表キャプテンのリンデロフに加えて、長くレアル・マドリーでプレーしたフランス代表のラファエル・ヴァランがこの夏加入しました。

中盤はマクトミネイとフレッジという献身性の高い2人にベテランのマティッチが控えます。そして中盤の攻撃的な選手ではクラブの顔ともなっているブルーノとポグバ。さらにオランダ代表のファン・デ・ベークも控えています。

ウィングには背番号10を背負うラッシュフォード、ウェールズ代表のスーパーソニック、ダニエル・ジェームズを有し、さらにこの夏新たにジェイドン・サンチョがチームに加わりました。フォワードにはウルグアイ代表のベテランストライカーで、ユナイテッドのエースナンバーである背番号7を背負うカバーニやフランス代表のマルシャル、アカデミー出身の次期エース候補グリーンウッドがいます。

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レギュラークラスだけでなく、ローテーションメンバーも代表クラスのクオリティを持つ選手が控えているのがユナイテッドの特徴の1つです。また、スカッドの平均年齢も26.66歳と若く、将来性のある若手が多いのも特徴です。

ユナイテッドに所属する選手は当ブログでも紹介しています。昨シーズンのスカッドになりますが、良かったら「選手名鑑」から見てみて下さい。1人1人について詳しく取り上げています(今シーズンバージョンはしばらくお待ちください)。

404 NOT FOUND | マンチェスター・ユナイテッド大学
ユナイテッドのコラムや戦術分析、移籍情報など【赤い悪魔】の魅力全開ブログ!

ユナイテッドというチーム自体を応援するにあたって、お気に入りの選手を見つけておくのもオススメです。その選手を追っているうちに他の選手についても知ることができ、チーム全体のこともわかってきます。ちなみに私は最初ベッカムが好きで、ベッカムのプレーを中心にユナイテッドの試合を見ていました。しかしそのうちに、スコールズの抜群のパスセンスやギグスのジャックナイフと称される鋭いドリブル、ロイ・キーンの「ヤバさ」に気づき始めました(笑)。

こういった入り方も一つの方法ですね。

*なお参考までに私、Masaユナイテッドがユナサポになった話はこちら

イギリスへの憧れとマンチェスターユナイテッド
自己紹介も兼ねて、なぜ私がユナイテッドを応援しているかを書きます。

③アカデミー出身選手の成長

3つ目はファーストチームにアカデミー出身選手が多く在籍しているということです。

これはユナイテッドの大切な哲学の1つで、かつてのバスビー・ベイブスやファギーズ・フレッジリングスに代表されるように、自前の若手選手を積極的に起用し、チーム作りの核としてきた歴史があります。

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現在のスカッドにも14人のアカデミー出身選手がトップチームに登録されており(8月20日現在)、これはプレミアのチームの中でも恐らく最多になります。さらに昨シーズン、ユナイテッドのアカデミー出身選手が他チームも含めてプレーした人数(18人)で最多となっていたと報じられています。加えて4000試合連続でアカデミー出身者を試合に起用という信じられないような記録も達成。現在も継続中です。

アレックス・ファーガソン監督が推し進めた若手育成路線は、彼の退任後バトンを受け取ったデイビッド・モイーズ、ルイス・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョ政権時代はやや鈍感します。彼ら3監督は結果を出さなければならないというプレッシャーもあり、積極的に若手を育成する余裕がなかったことも要因としてあったと思います。

しかし、2018年12月に就任(当初は暫定監督)した現監督のスールシャールはその若手育成、アカデミー重視路線を復活させました。スールシャール監督は就任以降、ラッシュフォード、マクトミネイをチーム内で重要なポジションに置き、ポグバ、リンガード、ペレイラなどにも多くの出場機会与えてきました。同時に、U23の選手だったグリーンウッドやウィリアムズもトップデビューさせるなど、アカデミー出身選手を重要な戦力として扱っています。昨シーズン終了時点でスールシャール監督がトップデビューさせたアカデミー出身選手は合計8人。その中にはグリーンウッドやウィリアムズに続く世代として、アントニー・エランガ、ショラ・ショレティレ、ハンニバル・メジブリなどが含まれています。アカデミー出身選手を基盤にチーム作りを行なっているスールシャール監督の功績は大きいです。

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*アカデミーに関してはこちらの記事も是非!

【マンチェスター・ユナイテッド】期待の若手大特集~次世代のエース候補 Part.1~【20-21シーズン版】
20-21シーズン、期待の若手選手を15名紹介します。Part.1はトップチームに近い5名を取り上げます!

ユナイテッドを応援するにあたって、こういったカデミー選手のトップデビューを見て、彼らが成長し、やがてチームの中心、そしてワールドクラスのプレーヤーになる過程を見守れるということは大きな喜びです。個人的にもこのことはユナイテッドサポの「特権」だと思っており、少なくないユナイテッドサポーターがトップの試合だけでなく、U23やU18の試合もチェックしている要因だと思います。

④復権を目指すというロマン

最後は現在のユナイテッドは復権を目指すというロマンの最中だということです。

ユナイテッドは紛れもないメガクラブである一方で、近年タイトルとは無縁のシーズンを送ってきたのも事実です。プレミアの最後の優勝は12-13シーズン、ファーガソン監督のラストシーズンまで遡りますし、その他のタイトルも16-17シーズンのリーグカップ、コミュニティ・シールド、ヨーロッパリーグの優勝まで遡ります。

しかしながらスールシャール監督就任以後、徐々にチームとしての力を付けてきました。バラバラだった現場のチームとフロントの関係を修復し、適応できない選手は売却。アカデミー選手を重用しスカッドをリフレッシュし、ユナイテッドのアイデンティティを主軸として攻撃的なサッカーを展開。現在はチーム一丸となってタイトル奪取を目指しています。波はありますが、スールシャール監督になってから劇的な展開や大量得点などの試合も増えており、ファーガソン時代の圧倒的な強さを垣間見せる事もあります。ユナイテッドの代名詞でもある劇的でドラマチックな展開の試合が増えつつあるというのも大きな魅力ですね。昨シーズンはプレミア2位、ヨーロッパリーグも後一歩及ばす準優勝でしたが、着実にチームは成長を見せています。

現スカッドの一体感やチームメイト同士の信頼関係、さらには監督、コーチングスタッフの強固な結束力は私が見てきた中でも頭一つ抜けています。今シーズン、ユナイテッドはタイトルを獲得し、強かった時代の復権を目指しています。

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いくら過去の成績が輝かしくても、大事なのはやはり未来です。これから先、強くなること、タイトルを取ることの方が遥かに重要です。私のような古参のファンは、隙あらばファーガソン時代の自慢話をしがちですが(笑)、歴史や伝統はリスペクトしつつも、過度に縛られる必要はありません。大事なのは今であり、これからです。

現在のユナイテッドは応援を始めるのに完璧なタイミングだと思います。タイトルに遠過ぎず、近過ぎず。手を伸ばせばもう少しでトロフィーに手が届く。そんなチームは応援し甲斐しかありません。

もちろん、完璧な強さを手に入れたわけではないので、不甲斐ないパフォーマンスで格下に敗れる時もあります。そういった時はSNSは大荒れしますし、ライバルチームのサポーターからの誹謗中傷も多く目にします。自分自身も怒りに震えて、壁に貼ってあるマルシャルのポスター(例えですw)をビリビリに破りたくなるかもしれません。しかしそこはグッと堪えて、何故負けたのか、どこが悪かったのかなど分析することをお勧めします。以前ツイッターで見かけたツイートで

「サッカークラブのサポーターになるのと結婚は同じだ」

というのがありました。「病める時も健やかなる時も」ってやつですね。復権の道半ばであるユナイテッドも同様で、良い時もあれば悪い時もあります。それも含めてロマンの一部と捉えて応援しましょう。

👿まとめ

これを読んでいる方の中には、まだどのクラブを応援するか決めかねている方もいらっしゃると思います。マンチェスター・シティの圧倒的な強さに惹かれている方、欧州王者であるチェルシーが気になっている方、メッシやセルヒオ・ラモスを獲得し銀河系軍団となったパリ・サンジェルマンに魅力を感じている方もいるかもしれません。

決めるのはあなたです。どのクラブを応援するにしても、欧州サッカーを愛する者としては大歓迎です。しかし、もし応援を始めたチームが例えば、強さに見合わない人気のなさで愕然としたり、どうしてもユニフォームをかっこいいと思えなくて泣けてきたり、国内リーグでは無双過ぎて面白くなかったりしたら、是非マンチェスター・ユナイテッドに来てください。扉はいつでも開いています。

この記事を読んで、ユナイテッドを応援しようと思う方が1人でもいればとても嬉しく思います!

最後に、21-22シーズン開幕戦の舞台裏を撮影した動画を紹介します。5-1で快勝したリーズ戦のスタジアムやサポーター、選手、監督、スタッフなどの様子を映していますが、これがまたチョーかっこいい!ユナイテッドのかっこよさが伝わる事を祈ってます!

www.manutd.com

最後まで読んで頂きありがとうございました!

コメント

  1. kaiaskun より:

    ユナイテッドの魅力は仰る通りですね。自分は、相手より多く走って最後まで諦めず根性で勝ちをもぎ取る泥臭いサッカーが真骨頂だと思っています。よくも悪くもドラマチックな試合が多いので、見れば見るほど深みにはまるかと。夢の劇場は本当に言葉通りだと思います。

  2. masachesterutd より:

    Re.kaiaskunさん
    コメントありがとうございます!
    劇的な試合、確かに多いですね。開幕リーズ戦とか、ファンでない人が見てもかなり魅力的に映ると思うんですけどね。夢の劇場の雰囲気は最高です!

  3. ガイザレス より:

    我々はサーの勇退以降辛い日々を過ごしました。正直CLに出場できないなんて夢にも思ってませんでしたが去年からチームは良くなってきて、今年は的確な補強を行い、良い循環が産まれていると思います。今年こそは悲願のPLを掲げたいですね

  4. y.o より:

    Twitterやインスタなどはやっていないのですがいつも記事が更新される度、楽しく拝見させて頂いております。ユナイテッド愛に溢れていて更に最近複雑な戦術システムなども学ばせて頂いております(私の現役時代はボランチとフラット3全盛期です。)。
    今回の記事で記載ございましたが、負けた時、他サポーターからの誹謗中傷は本当に見ていて辛いし息が詰まります。昨夜グーナーの会社同僚とZOOMで飲みながらチェルシー戦見てましたが、画像越しで顔は笑って開き直りは口にしても(今年も苦行の週末だとか言ってました)目が死んでいて辛かったです。。。そこでこの記事の中傷の箇所を思い出してコメントさせて頂きました。
    他チームは気にせず(取りこぼしはして欲しいですが。。。)どんな時も楽しく熱くなりながらユナイテッドを今シーズンも応援したいです。個人的にはグリーンウッドの得点王争いとラシュフォードの理不尽なプレーから劇的な試合展開が見たいです。

  5. masachesterutd より:

    Re.ガイザレスさん
    第2節でいきなり勝ち点を落としましたが、これからはサンチョ、ヴァランの新戦力がフィットし、カバーニも復帰します。巻き返しに期待し、プレミアのタイトルを今シーズンこそ奪取したいですね!

  6. masachesterutd より:

    Re.y.oさん
    コメントありがとうございます!
    観戦会良いですね!グーナーの方にはちょっと辛いシーズンスタートになってしまいましたが、アーセナルも過渡期で今は地盤を固める時期でしょうね。そうです!楽しみながら応援するのが一番です。ユナイテッドの劇的な試合を今シーズンも見たいですね!グリーンウッド、ラッシュフォードのアカデミーコンビには期待しかないです!

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