【21-22】シーズン・レビュー ~選手評価Part.1~【マンチェスター・ユナイテッド】

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こんにちはMasaユナイテッドです。

今回は21-22シーズンレビュー第2弾として選手評価編をお届けします!今シーズンのパフォーマンスを1人1人独自に評価します。

21-22シーズンのユナイテッドは全部で35人の選手を起用しました。多いので今回はPart1として18人の選手を評価します。なお、出場時間の極端に短い選手については点数を付けてません。

*シーズンレビュー ストーリー編はこちら

今回の18人は以下の選手です!

👿21-22シーズン選手評価Part.1

①ダビド・デ・ヘア

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出場試合数・・・46試合(PL38試合)
出場時間・・・4140分
セーブ・・・124(プレミア3位)
評価・・・7

昨シーズンのパフォーマンスから大きく改善したことは評価。デ・ヘア個人で見た場合にはベストに近いパフォーマンスだったでしょう。リーグ戦全てにフル出場。リーグ戦のセーブ率は69.5%。セーブ数は124。1月にはキャリア初のプレミア月間最優秀選手賞受賞しています。ただ、プレースタイル的には物足りず、来シーズンへの不安は払拭できていません。

②ディーン・ヘンダーソン

出場試合数・・・3試合(PL0試合)
出場時間・・・278分
評価・・・2

開幕前に負傷とコロナにより離脱。その間にデ・ヘアにポジションを奪い返され、今シーズン出場数僅かに3回と激減。カップ戦の早期敗退なども要因としてありますが、デ・ヘアとの実力差を考えても不当な扱いを受けたシーズンでした。来シーズンはレンタルも含めた移籍が濃厚。

③トム・ヒートン

出場試合数・・・1試合(PL0試合)
出場時間・・・22分
評価・・・NA

チャンピオンズリーグ、ホームののヤングボーイズ戦で22分間のみプレー。プレシーズンでは好パフォーマンスを見せていただけに、もう少し出場しても良かったかなと思います。来シーズンはセカンド昇格の可能性も報じられています。

④ハリー・マグワイア

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出場試合数・・・37試合(PL30試合)
出場時間・・・3769分
インターセプト・・・51回(チーム1位)
評価・・・4

昨シーズンまでのハイパフォーマンスから大きく評価を下げたシーズンに。スピード、フィジカル、判断、リーダーシップどれも求められる水準にありませんでした。チーム状態に引っ張られているところはありますが、誹謗中傷や批判、さらには脅迫被害まで、ネガティブな話題が大半をしめたシーズンに。マグワイアの復活は来シーズンのディフェンスのカギを握るだけにシーズンオフはしっかりリフレッシュしてほしいですね。

⑤ビクトル・リンデロフ

出場試合数・・・35試合(PL28試合)
出場時間・・・2960分
パス成功率・・・89.9%(チーム2位)
評価・・・6

開幕前はヴァラン加入のあおりを受けて出場時間が減ると思われましたが、終わってみれば35試合に出場。可もなく不可もないパフォーマンスでしたが、開幕リーズ戦や8節レスター戦ではアシストを決めています。バックアッパーとしては充分な働きでした。

⑥ラファエル・ヴァラン

出場試合数・・・29試合(PL22試合)
出場時間・・・2361分
パス成功率・・・90.0%(チーム1位)
評価・・・6

新加入のヴァランは、堅実なパフォーマンスでディフェンスの要になるかと思われましたが、怪我で離脱してからは徐々にパフォーマンスが低下。積極性のなさや、カバー範囲の狭さにやや不満が残るシーズンとなりました。ヴァランに関してもチーム状態の影響を受けているので、来シーズンの改善には期待したいですね。

⑦エリック・バイリー

出場試合数・・・7試合(PL4試合)
出場時間・・・487分
インターセプト・・・3.33/90分(チーム1位)
評価・・・3

今シーズンも僅かに7試合の出場に留まったバイリー。シーズン前に契約延長するも、スールシャール、ラングニック両指揮官から冷遇されました。出場した試合ではまずまずのパフォーマンスでしたが、最後はやや不満分子化してしまった感も...。

⑧フィル・ジョーンズ

出場試合数・・・5試合(PL4試合)
出場時間・・・191分
パス成功率・・・89.9%(チーム2位)
評価・・・5

久々の実践復帰となった21節のウルブスでは魂のプレーを見せてくれました。5試合のみの出場でしたが、そのプロフェッショナルな姿勢はチームメイトにも一目置かれていましたね。デ・ヘアとともに最古参になりましたが、来シーズンの去就はまだ決まっていません。

⑨テデン・メンギ

出場試合数・・・1試合(PL0試合)
出場時間・・・29分
評価・・・NA

ホームのヤングボーイズ戦で29分間プレー。冬の移籍でバーミンガムへローン移籍しましたが、後半はほとんど出場しませんでした。期待値の高かったメンギですが、プレー時間が短過ぎて成長が止まってしまっている印象

⑩ディオゴ・ダロト

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出場試合数・・・30試合(PL24試合)
出場時間・・・2329分
クロス・・・46本(チーム3位)
評価・・・6

半分構想外の状態から、ラングニック就任とともに右サイドバックのレギュラーを獲得。持ち前の積極的な上がりと、両足を使える利点を活かしたビルドアップの貢献で存在感を上げました。しかし後半はクロス精度や守備の軽さが目に付く場面も。来シーズンは正念場となりそうな予感。

⑪ルーク・ショー

出場試合数・・・27試合(PL20試合)
出場時間・・・2211分
キーパス・・・39本(チーム3位)
評価・・・6

コンディションに悩まされたシーズン。昨シーズンMVP級の活躍を見せたショーですが、怪我や脳震盪の影響で思うようにプレーできませんでした。エバートン戦で足の古傷を痛めて手術へ。プレミア僅かに20試合の出場に留まりましたが、それでもチーム3位のキーパス数は立派。ショーが健在だったらチームの結果も違ったかも...。

⑫アレックス・テレス

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出場試合数・・・26試合(PL21試合)
出場時間・・・2025分
クロス・・・63本(チーム2位)
評価・・・4

バックアッパーからショーの離脱と同時に、左サイドバックのレギュラーを獲得。気持ちの入ったプレーとプレミア4アシストは評価できますが、34節のアーセナル戦を筆頭に、守備の面で強度不足を露呈。ポジショニングや1対1でもレベル不足は深刻です。

⑬アーロン・ワン=ビサカ

出場試合数・・・26試合(PL20試合)
出場時間・・・2213分
タックル&インターセプト・・・97回(チーム4位)
評価・・・4

スールシャールからラングニックに代わってレギュラーポジションを失ったワン=ビサカ 。守備特化型のワンビサカは、サイドバックに高い位置をとって欲しいラングニックのおメガネにはかないませんでした。それでもリバプール戦の左ウィングバック起用など、使いどころはあるところは見せました。ただ来シーズンは退団報道も...。

⑭ブルーノ・フェルナンデス

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出場試合数・・・46試合(PL36試合)
出場時間・・・3861分
チャンスクリエイト・・・109回(プレミア1位)
評価・・・7

昨シーズンのハイパフォーマンスから落とした印象のブルーノ。ゴール、アシスト共に昨シーズンの半分ほどになっていますが、チャンスメイク数109はプレミアトップを記録。チーム自体が深刻な得点力不足に苦しんだあおりを受けたとも言えます。ただ機能不全の偽9番や、34節アーセナル戦のPK失敗など、「ここぞ」という時に頼りにならなかった印象も強いです。2026年まで契約延長したブルーノ。来シーズンの復活に期待。

⑮スコット・マクトミネイ

出場試合数・・・37試合(PL30試合)
出場時間・・・3001分
タックル・・・69回(チーム1位)
評価・・・5

チーム4番目となる35試合に出場したマクトミネイ。4-3-3のアンカーを務め、プレーの幅を広げたかに思われましたが、パフォーマンスに波がありビルドアップの貢献不足や、クリエイティブなプレーの欠如などトータルで見たらマイナス成長の印象に。ハイライトはゴールを挙げた20節のバーンリー戦。この試合は8番のポジションで本来のパフォーマンスを見せました。

⑯フレッジ

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出場試合数・・・36試合(PL28試合)
出場時間・・・2594分
ゴール&アシスト・・・4G5A
評価・・・8

今シーズンはユナイテッドに加入以来のベストシーズンとなったフレッジ。特に8番起用が増えたラングニック体制になってからハイパフォーマンスが目立ちました。トータル4ゴール5アシストは立派。チームで1番ハードワークし、チームメイトからの人気も高いフレッジ。成長を感じさせてくれました。対リーズ戦ではホーム、アウェイ両方でゴールを挙げています。

⑰ネマニャ・マティッチ

出場試合数・・・32試合(PL23試合)
出場時間・・・1666分
アシスト・・・4(プレミア)
評価・・・7

今シーズン限りでの退団となったマティッチ。苦しいチーム事情の中でもベテランらしくプロ意識の高さを見せてくれました。パフォーマンスにはやや波があったものの、10節のスパーズ戦や37節のチェルシー戦などではデュエルの強さとビルドアップの貢献、鋭い楔のパスなど持ち味を存分に見せてくれました。

⑱ポール・ポグバ

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出場試合数・・・27試合(PL20試合)
出場時間・・・1782分
アシスト・・・9(プレミア)
評価・・・6

退団となったポグバのユナイテッドラストシーズンはジェットコースターのようでした。開幕からアシストを量産したポグバでしたが、9節リバプール戦で退場になるとそこから怪我もあり23節ハマーズ戦まで離脱しました。34節からは再びふくらはぎの怪我で最後まで離脱。安定しない起用法やサポーターからのブーイングなど、ユナイテッドでの限界を露呈しました。それでもリーグ戦のアシストランキングではチームトップの9アシストを記録しています。

👿まとめ

主に3.4.5列目の選手を評価しました。チームはワースト失点記録を更新していますのでなかなか評価の高い選手はいなかったですが、その中でもデ・ヘア、フレッジ、ブルーノは比較的コンスタントにパフォーマンスを維持した選手でしょう。特にフレッジの進化は数少ない明るい話題だったと思います。

ディフェンスラインは軒並み評価が低くなっていますが、特にサイドバックはスールシャールとラングニックで重用された選手が違うというのは興味深い現象でした。ただ個人的にはショーの離脱が残念...。ショーが健在だったなら少しはチームのパフォーマンスもマシだったかも...と思ってしまいます。

次回Part2では残りの17人を評価します!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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