【22-23PL第32節延期分】祝!CL出場権獲得!!チェルシー戦のユナイテッド選手評価!

Embed from Getty Images

こんにちはMasaユナイテッドです。

22-23プレミアリーグ第32節延期分 ホームでチェルシーと対戦したユナイテッド。試合はユナイテッドが開始6分でフリーキックをカゼミーロがヘディングで決めて先制に成功します。しかし、その後はカイ・ハバーツやルイス・ホールがユナイテッドゴールに迫るシーンも。21分にはアクシデントが発生。チャロバーのタックルを受けたアントニーが負傷。担架で運び出されます。代わってラッシュフォードがピッチに入りサンチョが右へ。ユナイテッドは前半終了間際にサンチョのパスをマルシャルが流し込み追加点を挙げ、2点リードで後半へ入ります。後半はブルーノのポスト直撃のシュートやムドリクの低いシュートなど、お互いにゴールに迫りますが決められない展開に。チェルシーは64分にジョアン・フェリックスとクリスティアン・プリシッチを、ユナイテッドは70分にガルナチョ、フレッジを投入し変化を加えます。するとその直後にブルーノがボックス内でフォファナに倒されPKを獲得。このPKをブルーノが冷静に決めて3-0とします。さらに78分にはチェルシーのミスからラッシュフォードが決めて4点目。チェルシーも89分にフェリックスのゴールで1点返しますが4-1で試合終了。ユナイテッドは3ポイントを加算し3位に浮上。そして来シーズンのCL出場権を獲得する結果となりました。

*試合のハイライトはこちら

今回は、チェルシー戦の選手評価を独自に!快勝のホームゲームを勝利に導いた立役者は誰だ!?

以下項目です。

👿ラインナップ

22-23PL-32 ユナイテッドvsチェルシー ラインナップ

👿選手評価

★Starting

①ダビド・デ・ヘア:7/10

前半のチェルシーのシュートは7本で、その内ムドリク、ハバーツ、ギャラガーなど決まってもおかしくないシュートでしたが枠内には1本も飛びませんでした。後半は4つのセーブを見せ、76分には良い飛び出しで攻撃の目を摘んだシーンも。ビルドアップはリスク回避のためロングボールを選択することが多かったですが、チェルシー戦のチーム戦術的にはマッチしていたのでタスクは完遂したと言って良いでしょう。クリーンシートを達成できなかったのは残念。

②ラファエル・ヴァラン:7/10

相変わらずの冷静かつ安定したパフォーマンスを披露。最終ラインの最後の砦としてカバーリングで守備に貢献しました。地上デュエルは4/5回勝利、パス成功率96%、ロングボールは成功率100%を記録。アタッキングサードでは華麗な足技を見せるシーンも。ただ後半になるにつれシャープさがなくなっていき、ワン=ビサカ裏のスペースを埋めきれなくなっていきました。フェリックスのシュートに対してもやや寄せが甘かったと見る向きも。

③ビクトル・リンデロフ:8/10

Embed from Getty Images

非常に印象に残るパフォーマンスを披露。序盤には足を滑らせるシーンもありましたが、それ以降は落ちるハバーツ、ギャラガーに対して積極果敢な迎撃守備を披露。タックル5回、地上デュエル5/8回、インターセプト2回を記録。ネガトラの場面でも鋭さを見せ、47分のブルーノのポストに当たったシュートシーンではリンデロフのボール奪取が起点に。また、デ・ヘアがプリシッチと交錯したシーンではいち早く割って入り仲裁。デ・ヘアのボディーガードとしても有能でした(笑)。

④アーロン・ワン=ビサカ:8/10

Embed from Getty Images

特に攻撃面で素晴らしい動きを見せたワン=ビサカ。ここ数試合、ユナイテッドは右サイドからの進行が多くなっていますが、その背景にはワン=ビサカの効果的なオーバーラップやアンダーラップがあります。アントニーとの連携もとても良好で、アントニーはワン=ビサカの囮のランニングを上手く使っている印象です。シーズン終盤になって、右サイドバックのファーストチョイスをダロトから奪った印象です。52分には決定的なチャンスでシュートしましたが決められず。また守備面では後半背後のスペースを使われるようになったのはややマイナスポイントに。

⑤ルーク・ショー:6/10

前半右サイドに寄ったユナイテッドのボール進行のためにやや控えめなパフォーマンスに。マッチアップしたマドゥエケに対してタイトな守備を見せましたが、やや左サイドはスペースを与え気味だった印象も。前半のみでマラシアと交代。背中の痛みを訴えての交代のようです。

⑥カゼミーロ:9/10

Embed from Getty Images

前節ボーンマス戦に続いてゴールを挙げたカゼミーロ。チェルシー戦では、フリーキックの場面で素晴らしい抜け出しから完璧なヘディングシュートで、6分という早い時間での先制点に大きく貢献しました。タックㇽは最多の5/10回、ボールリカバリーも最多の13回を記録。相変わらずネガトラやバイタルケアなど守備面でハイパフォーマンスを見せました。また、先制点だけでなく2点目のシーンではノールックパスをサンチョに通しており、攻守に渡ってチームの勝利に貢献しました。

⑦クリスチャン・エリクセン:7/10

先制となるフリーキックでアシストを記録。持ち前のキック精度を活かした完璧なフリーキックでした。アタッキングサードでのボール保持では相変わらず高いクオリティを見せ、マッチアップしたチュクエメカにほとんど仕事をさせないなど前線のプレスでも貢献。しかし、52分には決定機であと1歩、ゴールに届かず悔しい場面も。怪我から復帰後いまいち調子が上がっていませんが、チェルシー戦のパフォーマンスはまずまず良かったのではないでしょうか。70分でフレッジとルーティーン交代となりました。

⑧ブルーノ・フェルナンデス:7/10

Embed from Getty Images

3点目のPKでゴールを記録。そのPKに繋がるボック内でのファールを獲得しています。47分にはポスト直撃の惜しいシュートがありましたが、これは決めたかったですね。キーパスは1本のみ、SCAも4回と、普段よりは大人しいスタッツとなりましたが、攻守の切り替えではとても重要な役割をこなし、広い視野でスペースを使うパスは流石のパフォーマンスでした。ややイライラからエンソ・フェルナンデスの反感を買いましたが、プレミア公式ではMOTMを獲得。ブルーノの3点目はかなり大きな得点だったと思います。

⑨アントニー:#NA

Embed from Getty Images

ボーンマス戦ではやや大人しいパフォーマンスでしたが、チェルシー戦では開始からワン=ビサカとともに右サイドを制圧。気持ちも入っていることがわかる動きを見せていましたが、チャロバーの酷いタックルを受けて29分に担架で運び出されました。重症であることが予想され、足首の怪我で2ヶ月離脱するという報道も...。FAカップ決勝にはもちろん出られないことが決定的となったのは残念でなりません。アントニーの為にも優勝を。

⑩ジェイドン・サンチョ:8/10

Embed from Getty Images

前半は左サイドで悪い判断も見られましたが、アントニーの負傷離脱で右サイドに移ると積極的にボールに絡み、2点目のマルシャルのゴールをアシストキーパスとSCAは最多の5回を記録。ゴールにはなりませんでしたが47分のブルーノ、90分のガルナチョ、93分のマクトミネイのシュートへのラストパスはどれも完璧でした。本人は左サイドの方が好みのようですが、右サイドの方がプレーを止めることなく、チャンネルへの侵入からのクロスもとてもスムーズに見えます。アントニーの離脱により残り2試合右サイド起用が増えそうですが、このまま波に乗りたいですね。

⑪アントニー・マルシャル:6/10

チーム2点目となるゴールを挙げたマルシャルですが、それ以外に見せ場を作る事はなく、シュートもこの1本のみ。ボーンマス戦のようなふて腐れ感はなく、気持ちは入っていたように思いますが、ストライカーとしてはやはり物足りないパフォーマンスとなりました。70分で交代に。

★Substitutes

⑫マーカス・ラッシュフォード:8/10

Embed from Getty Images

アントニーの負傷を受けて29分からピッチへ。シュートは最多の5本を記録し、78分にはチーム3点目となるゴールを挙げましたロビン・ファン・ペルシ以来となるシーズン通算30ゴール目を達成。やや簡単に倒れる場面もありましたが、これから調子を上げてFAカップ決勝を迎えたいですね。

⑬タイレル・マラシア:6/10

後半開始からショーに代わってピッチへ。52分にはエリクセンへ決定的なクロスを送っています。

⑭フレッジ:7/10

エリクセンに代わって70分に登場。キーパスを2本記録し、チームに攻守に渡ってエネルギーをもたらしました。

⑮アレハンドロ・ガルナチョ:7/10

70分にピッチへ。84分、90分と惜しいシュートシーンがありましたが決められず。やや判断ミスの場面も見られましたがジョーカーとして存在感を発揮しました。

⑯スコット・マクトミネイ:#NA

86分、ブルーノに代わって出場。試合を閉める役割を任されました。93分には惜しいシュートも決められず。

👿まとめ

今シーズンリーグ最多得点となる4得点を挙げチェルシーを撃破。見事に来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権獲得を決めました。見事だったのはそのトランジッション戦術。高い位置でボールを奪ってからの素早い攻撃で幾度となくチェルシーゴールに迫りました。最終的にはPKを含む4点でしたが、まだ2、3点入っていてもおかしくないほど決定的なチャンスがあり、トランジッション戦術の破壊力の高さを見せつけた一方で、相変わらずの決定力不足も露呈したと言えるでしょう。守備に関してはクリーンシートを惜しくも逃しましたが、前半にはスペースを使われ決定機を与えるなどやや不安定さも見られました。特にサイドバックが内側へ絞ることが多く、その空いたサイドのスペースを狙われたところもあり、チェルシーのフィニッシュ精度が高ければこちらも2、3点決められていた可能性もあったでしょう。

Embed from Getty Images

しかしながら、ホームでチェルシーに快勝しての4位以内の確定は文句なし。ミッションコンプリートとなりました。アントニーの負傷というネガティブ要素はありましたが、相変わらずの高いクオリティを見せたカゼミーロや、アントニーの後に右サイドに入ったサンチョの躍動は素晴らしいトピックスとなりましたね。これで今シーズンの目標は達成されたので、最終節は若手にチャンスを、とも思いますがニューカッスルを躱して3位となっただけに、3位確保に向けてフラム戦も本気モードで臨む可能性もありそうです。就任初年度でチームをここまで改善したテン・ハーグ監督には感謝すると同時に、厳しい戦いを繰り広げてきた選手達も本当によくやったと思います。いよいよプレミア最終節。有終の美を飾りましょう!

この試合の結果、ユナイテッドは72ポイントの3位。4位ニューカッスルとは2ポイント差となっています。

22-23PL-32 ユナイテッドvsチェルシー ラインナップ
22-23PL-32 試合結果

次節はプレミアリーグ最終節、オールド・トラッフォードでのフラム戦。5月29日(月)0:30キックオフ。カモン!ユナイテッド!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました